石黒ブログを読んでいただける、ご縁に感謝します。
武の道の探究は断崖をよじ登るが如し、休むことなく精進すべし
我が師、大山総裁のお言葉です。
とは、言いましても、人間は機械ではありません。やはり、適度な休養は、必要であります。では、なぜ大山総裁が、こう言ったかと、僕なりに考えますと、おそらく、
君達ねぇー、体は休めることがあっても、心、頭は休めては、ダメだよ!わかったー!
という事だとおもうのです。
とにかく、稽古でも、勉強でも、仕事でも、休み無く、狂ったように、一日、八時間でも十時間でも、やる時期が必要だとおもうのです。そう、狂う、のです。 人間は、一生のうち、最低三年間は、狂はなくては、いけないとおもいます。これはなにも、仕事や稽古や勉強だけでなく、遊びでも、お酒でも、女でもです。なんでも、狂うのです!
それらを体験して初めて、見えてくるものがあります。
量から、質への転換の法則なのです。とにかく、何事も、量を経験して、苦しい思いをすると、初めて、質への転換ができるのだと思います。
若い人に参考になるかどうかは、わかりませんし、こういったことは、非常に時間がかかるのです。
しかし、大器は晩成します。若いときの花でなく、一度咲いたらずっと花を咲かせ続けたら、良いと思います。例え、一時的に花が散っても、また、何度でも、咲かせたら、良いではないですか!
そう、死んで、棺桶に入る時に、自分の花が咲いていれば!
今日一日、無事であった事を神に感謝します。
押忍 石黒康之
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