写真は白帯の少年部に色帯の少年部が教えている所です。
わしはよく道場でこう言います。
「道場とジムは根本的に違います、道場は体と技と同時に心を鍛える、ジムはどちらかというと体や技術のみ鍛える、よってジムでは挨拶も礼儀も、はたまた、掃除なんてしなくて良い、そういった事が嫌なら今すぐに道場を辞めてスポーツジムに行って下さい!」、と
少し、厳しいと思われるかも知れませんが、この気持ちは今、現在も決して代わりありません、いや確信として持っております!
良く、「道場にお金を払っているのだから何で道場の掃除をしなくてはならない」、とか、「何で大会や行事の手伝いをしなくてはならない」、とか、「何で後輩の指導をしなくてはならない」、とか、不平不満ばかり言う人がいますが、申し訳ありませんが少なくとも我が道場には、その様な人達は必要ありません!
が、ここで気を付けなくてはならないのが、道場主、そう、石黒康之がこれをお弟子さん達に強制しては決してならないということです。
こういった奉仕の精神はあくまでも自発的に行われるべきであるのです。
翻ってみますに、これを強制させている道場が多い様な気がします。
大東亜戦争時の特攻隊も自発的に死んでいった英霊達は言葉にならない位に素晴らしいと思うのですが、その素晴らしい精神、魂を軍が強制して、また、利用した為に、死ななくても良い多数の命があった事も忘れてはならないと思います。
決して決して、奉仕の精神は強制してはならないのです。
しっかりとした考え方を指導して、古き良き日本の精神をとり返さなければなりません!
大山総裁は良くわし達内弟子に、
「今の日本人は姿だけ日本人だが精神はアメリカ人になってしまった、必ず君たちの手で日本人の精神、武士道精神を取り戻さなくてはならない!わかったー!」、と仰っておられました。
道場がアメリカナイズされたおかしな事にならないように気を付けたいと思います。
道場生は決してお客様ではないのです!
道場生はわしも含めて、極真会館の、いや、大山倍達総裁の門下生、弟子なのです!
最後に、世のため、人のために生きる事は結局は自分のために生きる事に繋がるのです!
初めに、「世のため、人のため」、ありきなのです!
今日一日、無事であった事を神に感謝します。
押忍! 石黒康之
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