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2014年8月19日火曜日

腰骨を立てる(立腰)

以下(☆記し以降)は昨日、致知出版社様から頂いたメルマガの一部であります。


先ほどの内弟子修行に引き続き、

腰骨を立てる。

いわゆる立腰について分かりやすく書かれております。



日本武道を稽古する人間なら、当たり前のこの立腰。


本当に、

「腰骨を立て(立腰し)、

丹田を充実させ、

お尻の穴をしめ、

肩の力を抜き、

顎を引く。」

これを何年間も続けるだけで別人の如く変化してきます。


是非とも御一読の程をお勧め致します。





☆☆☆☆☆
鎌倉にある名刹・臨済宗円覚寺で管長を務める
横田南嶺老師が語った
「仕事が効率よくはかどる秘訣」、
さらには「心身ともに健康になる秘訣」とは——。


┌───────今日の注目の人─────────┐



  「腰骨を立てれば、心も真っ直ぐに正される」
        

      横田南嶺(円覚寺管長)
   
      
    ※『致知』2014年9月号
      連載「禅語に学ぶ」より


└───────────────────────┘

姿形を正してゆけば、
必ずこころもまっすぐに正される。


森信三先生は、


「もししっかりした人間になろうと思ったら、
 先ず二六時中腰骨をシャンと立てることです。
 こころというものは見えないから、
 まず見える体の上で押さえてかからねばならぬのです」


とお教え下さっています。


また、


「腰骨を立てることはエネルギーの不尽の源泉を貯えることである。
 この一事をわが子にしつけ得たら、
 親としてわが子への最大の贈り物といってよい」


とも仰せです。


腰骨を立てる要領は
第一、先ず尻をウンと後ろに引き、
第二に腰骨の中心を前へウンと付き出し、
第三に軽くあごを引いて下腹にやや力をおさめるのです。


円覚寺の坐禅会に長く通って、
今、学校で児童カウンセリングをやっている青年がいます。


彼は、いじめにあって不登校になった小学生の
カウンセリングを担当していた。


坐禅をしている彼は、普段から無意識のうちに
腰骨を立てて相手の話を聞いていた。


そういう風に接していたら、
ある時にその子が


「先生はいつも姿勢がいい。
 先生を見ていると気持ちが良い。
 ぼくも先生のまねをしたい」


と言った。


そして、その子はカウンセリングの間、
青年と同じように腰骨を立てて話をするようになった。


腰骨を立てるようになってしばらくすると
自然と学校に行くようになり、
そしていじめられなくなったそうです。


腰骨を立てるというただそれだけの事ですが、
それによって、人の本来持っている
素晴らしいこころが自然とはたらいてくる。


暑い夏を迎えます。


こころをシャンとしようと思ったら、
まず自ら腰骨を立て背筋を伸ばしましょう。


組織を正すのもまた、
わが身を正すことから始まります。


……続きは『致知』9月号 P114〜P115をご一読ください。
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以上であります。



押忍! 石黒康之

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