プロフィール

2015年1月4日日曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。


本日の今日の言葉、少し長いですが是非とも御一読の程をお勧め致します。



☆☆☆
遺伝子研究で世界をリードする第一人者、
筑波大学名誉教授の村上和雄さん。


「私たち人間の身体は、
 約60兆個の細胞からできている。

 そして、人間が持っている遺伝情報は、
 1ページ1000文字で1000ページある
 大百科事典3200冊にも匹敵する。

 その中の眠っている0・5%の遺伝子を
 目覚めさせれば、人生が変わる」


50年以上にわたって遺伝子研究を続けてきた
村上和雄さんはこう語ります。


では、どのようにして
遺伝子のスイッチをオンにするのでしょうか——。


┌───────今日の注目の人─────────┐



  「遺伝子のスイッチをオンにするには」


    村上和雄(筑波大学名誉教授)

      
   ※『スイッチ・オンの生き方』より


└───────────────────────┘

一個の細胞の中の遺伝子は、
目覚めていて機能する部分と、
眠っていて機能しない部分があります。


けれど、眠っている遺伝子が
永久的に眠っているかといえばそうではないし、
目覚めて機能している遺伝子が
死ぬまで働き続けるかというと
そうでもありません。


遺伝子の機能は、電灯のスイッチのように、
つけたり消したりできるのです。


では、眠っている遺伝子と
目覚めて働いている遺伝子は
どう違うのか。


一言でいえば、目を覚ましている遺伝子は、
タンパク質やタンパク質をもとにした
酵素をつくることができますが、
眠っている遺伝子にはそれができないということです。


遺伝子がタンパク質や酵素を
「つくる・つくらない」ということを、
私は遺伝子のスイッチの「オン・オフ」と
表現しているのです。


眠っている遺伝子のスイッチをオンにすることができれば、
私たちが「こうあってほしい」と望むようなことは、
ほぼ100%可能といってもいいと思います。


それどころか、頭で考えて
「こんなことはダメだろう」と
思うようなことも可能にする能力を、
私たちの遺伝子は持っていると考えられます。


科学的に見た可能性の限界など、
まったく意味がありません。


人間の想像をはるかに超えた情報が、
遺伝子には書き込まれているのです。


人間という存在を遺伝子レベルで見れば、
学校の成績が良かろうが悪かろうが、
身体が強かろうが弱かろうが、
99・5%以上は誰でも同じです。


能力に差があるとすれば、
遺伝子を眠らせているか、
目覚めさせているかの違いだけです。


その違いは、心のありようや
環境などによって生じます。


人との出会いや環境の変化などによって、
眠れる遺伝子のスイッチがオンになるとき、
人は生きながらにして
生まれ変わることができるのです。


人間の可能性を妨げる要因として、
アメリカの心理学者A・H・マズローは
次の6項目を挙げています。


1.いたずらに安定を求める気持ち

2.辛いことを避けようとする態度

3.現状維持の気持ち

4.勇気の欠如

5.本能的欲求の抑制

6.成長への意欲の欠如


これはそのまま遺伝子の目覚めを
妨げる要因と考えていいでしょう。


伸びる人とは眠れる遺伝子を
呼び起こすことがうまく、
それが下手な人は能力や才能を持ちながらも
伸びきれない人です。


具体的にどんなタイプが
伸びるタイプなのかといえば、
次のような条件が挙げられます。


☆☆☆


以上であります。


拳立て五回です。


今日一日、皆様が無事である事を神にお祈り致します。


押忍!

0 件のコメント:

コメントを投稿