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2015年4月29日水曜日

今日の言葉2

本日、二つ目の今日の言葉です。



昭和の日という今日。


戦後(敗戦より)70年という本年。



学校教育やマスコミで行われている、

俗に言われる自虐史観という観点からでなく、

正しい歴史認識を学び直す時期にさしかかったのではないでしょうか。

(ここに関しては、幸いにも現在インターネットやSNSの普及により、

かなり真実が調べられる様になりました。

ただ、如何わしく怪しい情報も飛び回っておるのも事実です。

単細胞で馬鹿なワシなど特に気を付けなければなりません。(._.))




我々、日本人の日本民族の子供達、孫達、

そして、未来永劫日本国のためにも。



一番身近な、自分達の子供たち、孫たち、

自分が住む地域社会のためにも……

です!



日本国が、日本民族が、日本人が、


そして、


自分の、皆様の、直接の子供、孫、子孫達が滅びないために!



いや、「滅びてたまるか!」

のためにもです!



単細胞で馬鹿で阿保なわしは、

いつもの如くすぐに興奮し過ぎてしまいますが、

人生80年として、

ゆうに峠を過ぎたおじさん(石黒康之45歳)の素直な実感であります。



どうか御一読の程をお勧め致します。



☆☆☆☆☆

昭和は天皇が御位(みくらい)におつきになった当初から
 内政、外交両面にわたってきびしい状況が続いていました。

 内政では、世界恐慌の影響でわが国の深刻な影響を受け、
 東北地方と北海道の凶作が追い打ちをかけました。

 国民の苦境を憂えた陸海軍の青年将校たちによる反乱や
 クーデター事件が幾度も発生しました。

 外交では、支那との戦火は大陸全土に拡大しました。
 一方、アメリカをはじめとする西洋諸国のわが国への敵視政策は続き、
 ついに昭和16年12月8日、わが国は自存自衛のために
 大東亜戦争に突入しました。

 常に平和を希望されていた天皇の御心に
 添うこともなく時代は推移しましたが、
 天皇は国家の苦難を御一身に担われて対処されました。

 戦争は緒戦こそ見事な戦果を収めたものの戦況は次第に悪化し、
 昭和20年8月には、アメリカが広島、
 長崎に原子爆弾を投下しました。
 わが国は戦争終結か、継続かの最終決定を
 迫られる事態になりました。

 戦争終結を考える和平派と徹底抗戦を主張する抗戦派が
 激しく対立して最期まで結論を出せず、
 和平か抗戦かの最終判断を下す"御前(ごぜん)会議"の席で
 時の首相の鈴木貫太郎は天皇にご決裁を願い出ました。

 和平派と抗戦派がそれぞれの意見を述べ終わった後、
 天皇は「とぎれとぎれに、抑揚もみだれ、
 考え考え、一言ずつ絞り出すように」して、


「このような状態で本土決戦に突入したならばどうなるか……
 日本民族は、みな死んでしまわなければならないことに
 なるのではないかと思う……
 日本という国を子孫につたえるためには、
 一人でも多くの国民に生き残っていてもらって、
 その人たちに将来ふたたび立ち上がってもらうほか道はない……
 わたしはどうなってもかまわない」


 と仰せられました。

 そして8月15日、昭和天皇はラジオを通して
 国民にそのお気持ちを告げられ、
 わが国は終戦の日を迎えたのでした。

 天皇の御心が国家と国民を滅亡の淵から救ったのです。


 終戦から1か月余り後に、占領政策を進める
 連合軍最高司令官のダグラス・マッカーサーを
 ご来訪された天皇は
「国民が戦争遂行にあたって政治、軍事両面で行った
 すべての決定と行動に対する全責任を負う者として、
 私自身をあなたの代表する諸国の裁決に
 ゆだねるためにおたずねした」
 と申し出られました。

 自分の身はどうなってもかまわない、
 唯々国民のいのちを救いたいという御一念で
 天皇はマッカーサーの前に御身を投げ出されたのでした。

 そして、終戦の翌年からは戦争で
 疲れきった国民を励ますために
 全国津々浦々を御巡幸なされました。

 そのお姿を見て国民は気力を振り絞って
 戦後の復興へと立ち上がったのです。

 歴代の天皇方は国民の安寧を第一に
 祈念を続けられる御生涯ですが、昭和天皇もそうでした。
 戦前も戦後も変わりはありません。


 昭和天皇が崩御されて即日、皇太子明仁親王殿下(現在の天皇陛下)が
 第125代の天皇の御位におつきになりました。

 元号は平成となりすでに二十有余年が経過しましたが、
 わが国の歴史上、未曾有の困難と辛苦に見舞われた昭和は、
 昭和天皇の御心を仰ぎつつ繰り返し回顧されなければなりません。



 ◆日本人なら知っておきたい日本の偉人たち
  『日本の偉人100人(上)』(寺子屋モデル・著)


致知より


☆☆☆☆☆



以上となります。



押忍                            石黒康之


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