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2016年1月27日水曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。

いつもありがとうございます。




「天は人の上に人を造らず、
 人の下に人を造らず」

 という言葉があります。
 つまりこういうことです。


 人間が生み出されたときは、みんな同じ階級で、
 生まれつき高貴な人と賤しい者の差もなく、
 万物の霊長としての心と体で、
 自然界のあらゆる物を使って衣食住を
 まかなっていた。

 一人ひとりが、人の邪魔をせず、
 自由に世渡りしていたのだ、と。

 しかし、いまこの社会を見渡してみれば、
 賢い人もいれば、愚かな人もいる。
 貧しい人もいれば裕福な人もいる。
 貴人もいれば賤民もいる。

 このように膨大な格差があるのは
 なぜでしょうか。


 理由は明らかです。

『実語教』に
「人学ばざれば智なし、
 智なき者は愚人(ぐじん)なり」
 とあります。

 つまり、賢人と愚人の差は、
 学ぶか、学ばないかによって
 生まれるものなのです。


 
 『学問のすすめ』(福沢諭吉・著)より  



致知出版社様メルマガより



拳立て九十四回です。



今日一日、皆様が無事である事を神にお祈り致します。



押忍 石黒康之

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