プロフィール

2016年9月26日月曜日

偶然の中に生きる

【偶然を引き寄せる】


本田健氏の心に響く言葉より…


私はたくさんの人をインタビューした経験から、「若いころから思い描いたとおりの人生を生きた人は、ほとんどいない」ということがわかっています。

あなたも、十代に思っていたのとは、ずいぶん違う人生を生きているのではないでしょうか。

でも、それが不幸というわけではなく、いまの人生に幸せを感じている人は多いでしょう。


これまでを振り返ってみると、あなたのいまの幸せに大きく影響を与えた人物が何人かいるはずです。

それは、いまのパートナー、親友、先輩、恩師、上司などだと思いますが、あなたの人生に大きく影響を与えたそうした人との出会いは、たとえばあなたが「こんな人と会いたい」と手帳に書いたから起きたのではないはずです。

きっとその多くの出会いは、たまたま同じ学校だった、同じ職場だった、あるパーティに参加した、などの偶然から始まっていると思います。


人との出会いだけではありません。

いまの仕事も、住んでいる家も、着ている服も、自ら選んだように見えて、その元を丹念にたどっていけば、思いもよらない偶然がいくつも積み重なった結果だと気づくでしょう。

このように、「一見偶然に見える」出来事が人生をつくっているのです。

ある人との出会いから人生が大きく変わった、本屋さんで何気なく手に取った一冊の本が人生に大きな影響を与えた、ふと目にしたホームページが人生の転機になった…そんな話をよく聞きます。

それらのすべては、自分の意図というよりは、偶然で起きています。

電車のホームで親しい友人と数年ぶりにパッタリ会った、パーティで人に紹介されたら学生時代の親友と親しい人だった、などの偶然がきっかけで、転職、独立、結婚といった、人生の大きな出来事につながったりするようです。


このように、一見単なる「偶然」のようでいて、実は人生を変えるような意味をもつ出来事のことを「シンクロニシティ」といいます。

よく考えてみると、私たちの人生はシンクロニシティに満ちているのです。

一生懸命に目標設定するよりも何十倍もの偶然の出来事が、私たちの人生を動かしている。

この事実に気づくことで、人生に対する見方が変わってきます。


この偶然(シンクロニシティ)を意図的に引き寄せ、うまく活かすことで願望を実現していく。

そして、よりすばらしい人生を受け取る…。

シンクロニシティを追いかけていくと、いろいろとある未来の可能性のなかから、最高の人生が出現します。


『決めた未来しか実現しない』サンマーク出版




シンクロニシティを引き寄せる生き方があるという。

小林正観さんは、それを「頼まれごとのある人生」と言っている。


『「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、辛い、悲しい、嫌だ、嫌いだ、疲れた」

という言葉を言わなくなって、三ヵ月から半年くらい経つと、突然に頼まれごとが始まります。

「引き受けたからには、いい仕事をしなくてはいけない」

と気負わずに、そのときの加減で「良い加減」でニコニコと取り組んでいけばいいのです。

頼まれごとを引き受けて行くと、三年くらい経ち、ある方向性でこき使われていることに気がつきます。

「どうもこういうことをするために、この世に生まれてきたみたいだ」

というように、自分の"使命"がわかる瞬間があります。

それを「立命」の瞬間といいます。』(小林正観)


「頼まれごと」を頼まれる人には、頼まれやすい雰囲気がある。

不平不満や文句ばかり言う人には誰も頼まない。

頼みやすい人には、笑顔や感謝があり、明るくて素直で、肯定的な言葉を常に使っている。


宇宙の大いなる流れに気づいたら(シンクロニシティ)、素直にその流れに乗ってみる。

偶然を引き寄せ、すばらしい人生を受け取りたい。





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押忍!

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