プロフィール

2016年11月26日土曜日

陰陽

「いのちの根」
   ──相田みつを

 なみだをこらえて
 かなしみにたえるとき
 ぐちをいわずに
 くるしみにたえるとき
 いいわけをしないで
 だまって批判にたえるとき
 いかりをおさえて
 じっと屈辱にたえるとき
 あなたの眼(め)のいろが
 ふかくなり
 いのちの根が
 ふかくなる



現象面だけ見たら、非常に悲しいことや
つらいことはたくさんありますが、
それが結局人間というものの
根を深め養ってくれる。

不幸と思えることが
幸福につながる。

つまり不幸も幸福も表裏一体であり、
「しあわせは
 いつも自分のこころがきめる」
というのが、父、相田みつをの生涯を貫く
幸福観であったと、私は思います。


  ──相田 一人
   『致知』2000年9月号より



 若者の心に届けたい現代の偉人たちの言葉
『現代人の伝記』(致知編集部・編)


致知出版社様メルマガよりシェアさせていただきました。



押忍!

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