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2018年6月8日金曜日

お金のお話

【 ひとりさん流のお金の話 】

今日は珍しく、お金の話をします。


十万円を百万円にできない人は、

たとえ銀行から1千万円借りたって1億円できない。

ところが、十万円を百万円にできるやつは、

今度、百万円を一千万円にできるんだよ。

だから、お金は借りる必要はないんだよ、本当は。

仕事によっては、

どうしてもお金を借りなきゃいけないようなものもあるんだよ。

だけど、飲食店だとか、ちっちゃい仕事だとな

そんなに借りる必要はないんだよ。

でな、店がうまくいくと、銀行はお金を貸してくれるんだよ。

それで、
「店を出しましょう」
「ビル建てたらいかがですか」
「土地を買ったらいかがですか」

とか、いろいろ言われるんだよ。

言われるままにしてたら、ガサはでかくなってくるよ。

お店もたくさんあったり、いろんなものを持ってるんだよ。

だけど、現金がない。

しかも、銀行のために働くようになっちゃうんだよ。

最終的に、誰のために働いてるんですか?ってことになっちゃうんだよね。

それって、苦しいだけだよね。

「それが私の趣味なんです」っていうなら、いいんだよ。

ただ、オレが「マズイな~」って思うのは、

「まさか、こんなことになると思わなかった」っていう、

そういう人生が一番まずい生き方なんだと、

オレは思うんだよな。

だから、借金は極力しないほうがいいよな。

確かに、借金しながらやると、

店舗展開も早いんだよ。だけど、

オレは絶対に借金をしないんだよ。

それで、銀行でも、いろんな人に、

オレが言うのは、

「借金してまで仕事するほど、仕事、好きじゃない」って。

それは、ホントはウソなんだけど(笑)

まぁ、断るのがめんどくさいからな。

だって、商売ってさ、お金儲けなんだよ。

商人って、お金儲けの達人なんだよ。

そのお金儲けの達人が、なぜ、現金を持ってないんだ。

なんで、借金があるんだ。おかしいだろう。

新聞なんかを見てると、

従業員が三万人いて、今期の決算が二千億円の赤字でした、とか。

二万人、三万人の人間が朝から晩まで働いていて

赤字が二千億円って、どういうことだ?

一万人の従業員を解雇しました、っていうけど

一万人を解雇しても今までと同じで商売ができるんだったら

最初から一万人もいらないんじゃないの?

経営というものを甘く考えているとしか思えないよな。

それで、経営が甘くなっちゃう理由は

税金を払わないことを得だと思ってるからじゃないか。

ってオレは思うんだよな。

儲かってくると、給料で分けちゃおうとか

飲みに行っちゃおうとか、

何かに使って赤字スレスレにするのが、

最高の経営だと思ってるんだよ。

でも、そんなことしたら、

何かあったとき、予備のお金がないんだよ。

「その時のために銀行と取引してればいいんだ」っていうけど、

銀行は金融のプロ、金貸しのプロなんだよ。

「取引してれば信用がつく」っていうけど、

ずっと長々、取引しながら、貯金もないことを、

銀行が信用してるわけがないんだよ。

「この人間をお客にして金が取れるかどうか」だけ見てるんだよ。

そういう仕事なんだよ、銀行って。

それがいけないんじゃないんだよ、そういう仕事なんだよ。

銀行が急に薄情になったんじゃない、昔っからそうなの。

そういうもんなんだよ。

そういう目にあいたくなかったら、貯金してればいいの。

「信用ついて、銀行からお金を借りられるんです」って、

商人が金貸しにお客にされたら終わり。

銀行は「あそこは、お金を貸しても、きちっと返すから信用がある」とかって、腹ん中では思ってないんだよ。

銀行にとって、ちょくちょく金を借りに来る人間はいいお客さん。

だって、金利がつくからな。

だけど信用はない。

信用があるのは無借金の人、無借金の上に貯金がある人はもっと信用がある。

で、一番信用のある人は、無借金の上に、どんどん貯金を増やしていく人。

これが本当の信用なの。

わかるかい。

銀行にとって、借金するお客は都合のいい人間だから、褒めてくれるよ。

だけど、腹ん中ではそう思ってない。

もし、自分が銀行家だったらと仮定して、考えてごらん。

お金を借りに来て、返さないやつだったら

「これはひどいヤツだ」と思うよな。

借りに来て、ちゃんと返すヤツは

「これはありがたいお客さんだ」って思うだろ。

だけど、経営者で、

一回も借りに来ないで、貯金をどんどん増やしていくヤツがいたら

「こいつ、すごいな」って思うよな。

どっちになるんだったら、オレはこっちを目指してるだけ。

ま、すでに借金しちゃった人は、とっとと返す。

どうしても、しょうがなくて借りたなら、

ものすごい勢いで返して、

今後、金利のつかない自分の金で、商売することだ。


さいとうひとり


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