プロフィール

2018年6月20日水曜日

人間は生まれてきた瞬間に死ぬことが決まっている。死を見つめることによってのみ生を輝かせることが出来る。

【考え方を変えれば、病気は病気でなくなる】

 
病気は自分が病気だと思い込んでいるから病気なのであり、
病気だと思わなければ病気でなくなる。

 
例えば人間を死に至らしめるものを病気と呼ぶなら、
生まれてくること自体が病気だと言えるでしょう。

 
人間はみんな、生まれたとたん、死に向かって時を刻み始めます。

でも生まれたこと、年をとることを病気と呼ぶ人はいません。
それを病気だと考える人がいないからです。

  
年をとって老眼になっても、年をとったから当然のことと、
誰も病気だとは思いません。
目が見えにくくて不自由だから眼鏡を使わなくてはいけないな、と考える程度です。

 
でも眼鏡がなかったらどうでしょう。老眼も立派な病気かも知れません。

生まれつき目が見えない人だって、周囲の人が「目が見えないのはおかしい」と教えなければ、目が見えない状態が当たり前です。

要するに、
現れている症状が病気であるかどうかは自分で決めているに過ぎず、

 

考え方を変えられれば病気は病気でなくなるのです。

そうなれば、病気の悩みや苦痛から解放されることもあるかも知れません。

 

今から十五年ほど前、霊感の強い知人から、亡くなった母のメッセージをもらったことがあります。

 
『今こちらで元気にやっているから、あなたは心配しないでいいのよ。
あなたはお医者さんだから、大切な事を教えてあげる。

 

病気というのはその人が病気だと思うから病気なのであって、
病気だと思わなければ病気でも何でもないのよ』というメッセージでした。

このメッセージを読んだとき私は正にその通りだなと納得しました。

「こっちで元気にやっているから」という母のメッセージを信じるなら、
死んだ後に行く世界があるのかも知れません。

 
死んで全てが終わるわけではない、
次の世界に行き、新しい生命として生まれ変わるのだと考えることができれば、死ぬのが怖くなくなるでしょう。

次の世界を信じるなら、

 

病気は、あるときは早く自分の間違いを正しなさいというメッセージであり、

あるときはそろそろ次の世界に行く時間だから準備しなさいというメッセージでもあるのです。

 

そう考えれば病気は決して悪いモノではありません。

病気を悪いモノに捉えてしまうのは、メッセージを受け取る側の問題です。

何歳くらいまで生きたいのか、何を目的に生きるのか、どういう風に死んで行けたら幸せかと言うことを真剣に考えていれば、

 

病気になったとき
「もう少し長く行きたいから自分の生活を変えよう」と前向きに考えることが出来るでしょう。

 

あるいは「自分のやるべき事は終わったからそろそろ死ぬ準備をしようかな」と自分の人生に満足して安らかに天寿を全うすることが出来ます。

でも今の時代、いざ病気になっても、

 

どうして自分は病気を治したいのか、
治して残りの人生をどう生きたいのか,
が分からないから、中々自分の間違いを正すことが出来ません。

 

たばこを止めることも、
食生活を改善することも、
仕事をセーブすることも出来ないのです。

そうしている内に病気は重くなり、死にそうになったとたん

「治りたい。まだ死にたくない」と言って病院に駆け込み医者に依存します。

 

人間はいつかは必ず死ぬことを自覚し、自分の生と死について考えてみることはとても大切なのです。

 

 

東京女子医大附属
青山自然医療研究所
クリニック所長
川嶋 朗 著「見えない力で健康になる」より

 
Facebookページよりシェアさせて頂きました。


押忍!

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