2018年7月21日土曜日

夏休み前後の対処法


「子どものやる気を引き出す
 休み前の指導法」

『子どもたちが
 身を乗り出して聞く道徳の話』より


・ ・ ・ ・ ・


長い休み明けなどは、どうしても多くの子どもたちが
怠惰な気持ちをひきずりやすい。

そこで、「先取り」である。
放っておけば、マイナス思考に傾きやすいのも
人間の脳の特徴だという。

黒板に大きく書く。

「あーぁ…」「よーし!」

「さぁ、君たちは今朝、どっちで登校してきたかな?」

「『あーぁ…』楽しい夏休みも終わっちゃったな。
 
 毎朝寝坊もできたし、
 テレビも自由に見られたのに……
 あーぁ、また勉強か…」


「『よーし!』今日から二学期だ!
 夏休み、しっかり遊んだし、
 今日からがんばるぞ!よーし!!」

「さぁ、どっちかな?
『よーし!』できた人、素晴らしいぞ。
 徒競走で言えば、素晴らしいスタートが切れたね。
 おめでとう。その調子でがんばっていこう!」


「『あーぁ…』で来てしまった子、
 よーい、ドン!で出発できなかった。
 こけちゃった? 残念!
 ……でもね、明日からでも遅くない。
 
 明日は『よーし!』で来るんだよ。
 2学期はやりがいのある行事や学習がいっぱいだ。
 がんばっていこう!」

これだけで、子どもたちの弛みはかなり改善される。


できれば、前もって

「始業式は「よーし!」で来るんだよ!
 そう思えるよう、思いっきりやりたいこと
 夏休み中にやっておくんだよ」

とでも言っておけば、
さらに多くの子がよいスタートを切りやすくなる。

休み明けの弛みがちな心を制し、
初動を成功させるには、「先取り思考」が有効である。
 
また、この指導と合わせて、脳科学で証明されている、
「やる気」は「迎え撃つもの」でもあることを教える。


「やる気」はやることによって、
やっているうちに起こってくるもので、
それが出てくるまでじっと待つ、
というのはナンセンスであるということだ。

「よーし!」と、始動してしまえば、
「やる気」が生まれる、という逆もまた真である……


◆「自信」「勇気」「友情」……。
 あなたは子どもにどう説明しますか?

小学校教師歴32年、たった5分で子どもたち目が輝く
伝説のプロ教師の「子どもの心に残る」道徳の話。

『子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話』
           (平光雄・著) 致知出版社より


致知出版社様メルマガよりシェアさせて頂きました。


押忍!


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