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2018年8月21日火曜日

まずやり始める

「習慣にするための第一歩」のお話です。

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自分を道の上に置いてあるボールだと思ってください。

つまり、ニュートンの法則で言うところの「静止している物体」です。

モチベーションに頼る方法では、行動を起こす前に自分をやる気にさせるように促しますが、何も考えずにただ1センチだけ前進して、その勢いを借りてさらに進むほうが簡単だとは思いませんか?

もちろん、そうですよね?

ほんの少しだけ前に進めば、あとは自然に転がっていけます。

そして、ひとたび転がり始めれば、もっと都合のいい2番目の法則―――「動いている物体は、外からの力が加わらないかぎり、その速さが変化することはない」に変わります。

私たちは目標に向かって、できるだけたくさん、できるだけ頻繁に動きたいと思っています。

そのために必要なのは、本当に簡単な最初のアクションです。

なぜなら、どんな課題でも、始めること自体が最初の抵抗を引き起こし、最初の壁となるからです。

スタートがいちばんむずかしい部分なのですが、それは必ずしもスタートをむずかしくしなければならないという意味ではありません。

最初のアクションが軽いひと押しでできることなら、最初の抵抗も小さくてすみます。


小さな習慣  スティーヴン・ガイズ 著  田口未和 訳  ダイヤモンド社



何かを始めようと思ったとき、最初の壁は「実際に始めること」でしょう。

始める前からあーだこーだ言って、結局始めないことの方が多いのです。

たとえば運動習慣なら、腕立て伏せ1回を毎日やると決めて、まず今この瞬間に1回腕立て伏せをやったらいいのです。

そうすると、次の日も、その次の日も、おそらく1回だったらと行動に移すでしょう。

次第に、今日は2回やってもいいかな?5回やろうかな?となっていきます。

そうして習慣化されたものは、今度やめることの方が難しくなります。

大玉転がしでボールが転がりだしたら、今度は止めるのも大変でしょ?

習慣化してしまえばこっちのもんなんです。

もっと言うと、いい習慣か?悪い習慣か?を毎日繰り返しているのが人です。

良い習慣を増やしていけば、悪い習慣の出番は減ります。

大きなことを習慣にしようとすると、続けることが困難になりかねないので、小さな習慣を確実に毎日行うほうが、結果的に継続できて「習慣」になるものです。

一日に本を2ページ読む、一日一回スクワットをやる、一日一人ほめる、一日一回ありがとうを言われる、

無理しないように自分が嫌にならないように、大切に続けていくと、習慣となってやらなくては気が済まなくなります。

いきなり多くの事を無理やりやろうと思って3日坊主になるより、継続して続けた方が力になりますしね♪

小さな習慣を始めてみましょうね(^^♪

※魂が震える話より


シェアさせていただきました。


押忍!

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