2018年9月14日金曜日

心眼を養う

一、通ずれば其の礼する所を観る
 すらすらうまく行き出した時に、
 どういうものを尊重するかを観る。

一、貴(たか)ければ其の進むる所を観る
 地位が上がるにつれ、
 其の登用する人間を見て人物が分かる。

一、富めば其の養う所を観る   
 金ができると何を養い出すか。

一、聴けば其の行う所を観る  
 善いことを聞いたら、
 それを実行するかどうかを観る。

一、習えば其の言う所を観る
 習熟すればその人間の言うところを観る。

一、止(いた)れば其の好む所を観る
 この「止」は板につくという意味。
 一人前に仕事ができるようになると、
 何を好むか。

一、窮すれば其の受けざる所を観る
 貧乏したときに何を受けないかを観る。

一、賤なれば其の為さざる所を観る
 人間落ちぶれると何をするかわからない。
 だから為さない所を観る。

 ――『安岡正篤一日一言』より


◆心に響く数多くの著作を世に残した
 碩学・安岡正篤師。


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押忍!

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