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2020年12月1日火曜日

新しい時代

以下、「人の心に灯をともす」様メルマガよりシェアさせて頂きました。

【「新しい時代」が始まった】

中谷彰宏氏の心に響く言葉より…
「いつ終息するんですか」という質問を、よく受けます。

それは考えなくていいのです。

「いつ終わる」と考えることで、すでに「待つ」という受け身になっています。

感覚としては、「これが終わって元の世の中に戻る」と思っているのです。


そうではありません。

新しい時代が、すでに始まっているのです。

これは大きな違いです。

用意、スタート、バーンの「バーン」が聞こえている人と聞こえていない人とにわかれます。


「いつ終わるんでしょうね」と言っている人は、「いつ前のように戻るんでしょうね」と言っているのです。

これが終わって以前のような生活に戻ることをイメージしています。

前の生活に戻ることはないのです。


これと似た現象が明治維新の時にもありました。

明治維新が始まって最初の10年間は、「大政奉還で何かしたようだけど、そのうちまた武士の時代に戻るに違いない」と思っていた武士が大勢いました。

彼らを西郷隆盛が率いて西南の役になったのです。


一方で、海外を見てきた連中がいます。

日本は江戸時代の間に、世界の中で260年間、時間が止まっていました。

すぐになんとかしないといけない状況です。

攘夷(じょうい)とか、ちょんまげとか言っている場合ではないのです。

海外に行った連中は、世界の時間が進んでいる間に自分たちの時計が止まっていたことに初めて気づきました。

ここで差がつくのです。


今も同じです。

「これが終わったら前のように戻るんじゃないか」と期待している「ちょんまげ」の人がまだいるのです。

前の生活には戻りません。

今の状況を楽しんだ者勝ちです。

やっと遅れを取り戻したのです。


コロナによって、敗者復活のチャンスが来たのです。

敗者復活のチャンスを活かさないのは、もったいないです。

政府を頼ろうとしても、政府はまだ「ちょんまげ」です。

保健所は、メールで送ったものを手書きで書き直してファックスで送っていました。


日本では何十年も前から「IT立国」と言いながら、いつの間にか何周遅れの国になっていたのです。

IT革命は国が起こすのではなく、自分の中で起こします。

自分の中で新しい時代が始まったことに気づけるかどうかです。

社会の意識革命を待っていたのでは間に合いません。

自分の意識が変わることによって、社会の見え方が変わってきます。

これが大きいのです。


社会を変えようということではありません。

自分の意識を変えれば、社会の変わってきたところに気づきます。

「あの会社は、もうこんな取り組みをしている」と思えるのです。

自分の意識が変わっていないと、世の中の遅れているところばかり目につきます。

「みんなは、まだこうしている」としか思えなくなるのです。


世の中は、「遅れている部分」と「進んでいる部分」があります。

進んでいる部分から置いてきぼりにならないように頑張るのです。

これがその人の時間感覚です。

遅れている人を見るのではなく、進んでいる人を見ておくことです。

「元へ戻ることを期待する」という感覚が、すでに違うのです。


『新しい仕事術』リベラル社
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中谷氏は本書の中で「いつも違うこと」について、こう述べている。

『制御能力の高い人は、いつも違うことをしています。

いつも同じことをしている人は、いつもと違うことが起こるとイライラします。

たとえば、ランチでいつも違うメニューを頼んでいる人は、お店の人に「すみません、今日はそれ終わっちゃったんです』と言われても、「仕方ないな。じゃ、〇〇にしよう」と言えます。


毎日同じものを頼んでいる人は、「なんでないんだ」と、ぶちキレるのです。

歳をとると、自分の慣れ親しんだものばかり選ぶようになります。

新しいものに手を出さなくなると、新しい状況が起こった時に、その状況自体に不快感とイライラを感じます。

これが制御機能がきかなくなるということです。


脳が若い人は、新しいものが出てきた時に、楽しむことができます。

見たことがない未知なるものを楽しめるのです。

新しいテクノロジー、新しいピンチ、新しい環境は、これからもどんどん出てきます。

それが正しいか正しくないかではありません。

出てきたのだから、仕方がないのです。


メニューに「正しい・間違っている」はないのです。

新しく起こっていることは、新しいメニューが出たのと同じです。

イライラしないためには、いつもと違うことを常にしていることが大切なのです。』



「新しいこと」に『耐性』がないと、イライラしてしまう。

耐性とは、変化に対して適応していく力だ。

「新しいこと」に耐性をつけるには、常に何か「新しいこと」にチャレンジし、それにふれるしかない。

これは、どの年齢になっても同じだ。

新しい「SNS」「アプリ」「携帯」「ガジェット」「本」というモノや情報、また、新しい「人」という世代を超えた人間関係。


それを立命館アジア太平洋大学学長の出口治明氏は「人・本・旅」とふれ合うこと、と言っている。

今のコロナ禍では遠くへの旅は難しいが、近隣のちょっとした旅は可能だ。

それをマイクロツーリズムというが、自宅から1時間圏内の地元や近隣への観光のことだ。


新しい時代が始まった。

いくつになっても…

「いつもと違うこと」にチャレンジできる人でありたい。






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