全ての事業(ここでは飲み屋さん等の個人商店から様々な中小企業、大企業全てです。勿論、わしが営んでいる空手道場もです。)は、
絶対に広めてはいけないのではないでしょうか?...............(それとは逆に自然に広がるのは良いのではないでしょうか?......)
広めるという事はやはりどこかで無理をしている証拠ではないのか?、とワシは思うのです。
よく、飲食店、そうですね例えばラーメン屋さんなどで、
親父さん一人で小さく店を切り盛りして最高の味のラーメンを出している時は常に行列が出来ていて、
経営の方も常にキャッシュフローが何倍もある様な店が、
そこに勘違いして急に店を大きくして、或いは何店舗も出して失敗するケースはよくあることですよね。
実は、恥ずかしながらワシも道場を一時期、四十箇所ぐらいまで増やし職員、事務員、内弟子を十人近く雇ってイイ気になって大失敗したことがあるのです。(笑)
しかもワシの場合は馬鹿ですから、
そこに飲食店を四店舗、物販店を一店舗、GYMを二店舗まで経営し、無理な事業を展開して本当に痛い思いをした経験があるのです。その結果、お陰様で借金まみれになってしまいましたね。(笑)勿論、今は何とか盛り返しましたよ!(笑)(しかし今となっては良い思い出であり、お金も時間も、人間関係の裏切りも全て勉強代として受け止め感謝しておりますよ。)
さて、ワシが何を言いたいのかといいますと、
ようは事業というものは自然に「広がって」、いく形でなければならない!、
決して「広げて」、はならない!、という事なのです。
よく考えてみて下さい。
本当に良い商品(ここでは絶品の味のラーメンでも何でも良いですよ、ワシが営む空手道場であれば中身の濃い質の高い指導者、お弟子さん達のいる道場となりますかね。)
繰り返しますが、本当に良い商品がある事業であれば、無理に広めなくても自然に広がっていきますものね。(当たり前ですよね。)
翻ってみますに、我が師大山倍達総裁の空手は全世界中に自然に広まっていったのであると思うのです。
(勿論、総裁の高弟の大先輩達が日本国中にいや、全世界中に広めていったものかもしれませんが...、)
中身の伴わない事業拡大は衰退の道を辿るのではないのでしょうか?.............
ワシもシッカリと中身の詰まった支部活動、道場運営・経営をしていきたいと思います。(まずはワシ自身が誰よりも稽古する事が本となるのが当たり前の事ですが。)
最近、ワシの知り合いの事業家を見ていて感じた事でしたので、
あえて自分の失敗を晒して、自分に戒めの意味を込めてブログに書かせて頂きました。
押忍 石黒康之
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