ある日の会館朝礼にて、
(内弟子修行で一番辛い新寮生達に対して…、)
「君たちぃ、
今が一番、キツい時やぞ!
辛抱のしどころだぞ!
今は、雑草の様に踏みつけられ、相手にされず、
クチャめちゃにされているがな、
今にみておれ!
今にみておれ!
その気持ちを絶対に忘れるなよ!
今はまだ君たち、何も分からないよ!
でもな、
私が死んだら、その意味がよく分かるよ!
私が死んで何年か、いや、何十年かしたら、
必ず、
私の言っていること、意味がよく分かるよ!
それまでガマンや!
辛抱しなさい!
わかったぁーーー! 」
極真 大山倍達総裁
***
「このシリーズ、あくまでも、
わたし石黒が第十九期生として内弟子修行した三年間当時の、
拙い記憶、日記、メモをもとに書かせて頂いております。
強烈猛烈な師匠への憧れ、 尊敬、
何度でも何度でも、繰り返し繰り返し、同じお話をされる総裁。
その強烈なインパクトで今もって総裁のお言葉が頭に耳にこびり付いております。
その辺りを御理解して読んで頂けると非常に幸いであります。
内弟子諸先輩後輩の皆様方、また優秀な極真師範、先生、先輩、後輩の皆様方がおられる中、
誠に僭越では御座いますがあえて書かさせて頂いております、御理解の程をどうか宜しくお願い申し上げます。
いつも本当にお世話になりありがとうございます。
今後とも御指導御鞭撻の程を宜しくお願い致します。」
押忍
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