プロフィール

2021年4月16日金曜日

以下、致知出版社様、致知BOOKメルマガより、シェアさせて頂きました。


「トンビでもタカの子育てを
 真似ればタカになる」

 池江美由紀
(EQWELチャイルドアカデミー本八幡教室代表)

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初めての子を妊娠した時、
「カエルの子はカエルじゃないんだな」
と思ったんです。

カエルだと思ってカエルの子育てをするから
カエルになるのであって、
私のようないわゆるトンビでも
タカの子育てを真似てやればタカになるんだな、
とたくさんの本から学びました。

それ以来、常に子どもに対して
ポジティブな言葉を掛けていきました。

「あなただったら、できるよ」

「あなたの中にはもっともっと可能性があるんだよ。
もっともっと天井は高いし、天井の上には空があり、
さらに宇宙がある」

と言って、決して限界をつくらない。

私は、生徒さんのお母さんに対しても
「女優にならなきゃいけないのよ」って言うんです。

いくら実際の生活ではダメな部分があっても、
子どもの前ではやっぱりそれを見せてはいけない。

たとえ

「おまえはこうだったくせに、
 よく子どもにそんなこと言えるな」

ってご主人に言われたとしても、
親という仕事をしているからには
子どもがちゃんとした人間になるよう教えるべきだと。

私自身、善いことも悪いことも
ゼロ歳の時からしっかり教えて、
ある程度の年になったら親がいなくても、
自分で判断して乗り越えていける人に
育ってほしいという思いでやってきました。

幼少期の子どもは本当に
暗示にかかりやすいんですよね。

親の言葉や行動をすべて吸収して
自分の性格をつくっていくわけですから、
親が常にポジティブな言葉を掛け、
ポジティブな行動をしていれば、
そういう子どもになっていく。

反対に、常にネガティブな言葉を掛け、
ネガティブな行動をしていれば、
子どもの自己肯定感は育っていきません。

どのお母さんも子どもをよくしたいと
思っているんですけど、
ついついマイナスな言葉を使ってしまっているんです。

子どもが横にいるのに、
「先生、うちの子、落ち着きがないんです」って。

私は「お母さん、まずそこから直さなきゃ」
と言うんです。

親のその言葉を聞いた子どもは
「ああ、自分は落ち着きのない人間なんだな」
と思い込んでしまう。

「そういうマイナスな言葉は
 絶対に本人の前で言わないでください」
って指導していますね。

親の一言一句が我が子の人間形成に
大きな影響を与えるということを
ぜひ分かっていただきたいです。


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