小林正観さんの心に響く言葉より…
聖書の中に「汝(なんじ)、なぜかなぜかと問いかけることなかれ」という言葉があります。
よく相談や質問をされる方は、「なぜ、なぜ」とおっしゃいますが、問いかけた瞬間に、問いや相談の形をとって、その現象を否定しています。
「なぜこんな病気に?」。
それは「病気が気に入らない」と言っています。
「なぜ夫がゴルフばかり?」。
「それはゴルフ好きの夫が気にいらない」と言っています。
自分の身の回りで起きていることについて問いかける必要はない。
それはそれでよし、と「受け入れる」。
「タ行 たんたん
ナ行 ニコニコ
ハ行 ひょうひょう
マ行 もくもく」
で生きていくと楽なのです。
《今現在、取り囲まれている状況をすべて受け入れる。現在も受け入れる。そして未来のことも全部受け入れる。そうやって、受け入れて感謝に変わった瞬間に、宇宙全部があなたを全面的にサポートする方向で動き出します》
《自分の口からでてくる言葉は、「言えば言うだけもう一度それを言いたくなるような現象が降ってくる」というのが、宇宙の法則です》
『宇宙を貫く幸せの法則』致知出版社
小林正観さんはこう語る(本書より)。
『目の前に心を閉ざした人がいるとします。
あなた、氷のままではいけません、暖かい人になりなさいなんて一般的に気安くいえません。
方法論もなく効果のほども知らず、というのでは喧嘩(けんか)になるかもしれません。
でも、たった一つ方法があります。
「自分が太陽になる」ことです。
自分が北風のままであれば、その人の氷はいつまでも溶かせません。
自分が自分で太陽になる…、これは簡単です。
相手を変えるのではなく自分が変わるのですから。
小乗仏教でいう「自分が悟ればいい」のです。
自分が太陽になればそれでいいのです。
自分が太陽になれば、その結果、周りの人が安らぎを覚えて暖かくなり、楽しくなり、やる気が出てくるかもしれません』
これは病気に対する方法でも同じ。
病気を敵とみなし、敵に宣戦布告し、やっつけてやると息巻けば息巻くほど、敵はますます負けるものかと頑強に抵抗する。
喧嘩になって得することはない。
病気に喧嘩を売らなということは、病気を受け入れ「たんたん」、「ニコニコ」、「ひょうひょう」、「もくもく」とやっていくこと。
それが、「自分が太陽になる」こと。
■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/
シェアさせていただきました。
押忍!
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