【自分の幼児性を削って大人になる】
小林正観さんの心に響く言葉より…
人はさまざまな経験を通して幼児性が抜けていき、一人前の人間として大きく成長していきます。
どんなに大変な状況であっても、チャンスをいただいていると考え、「自分はついている」と考えられたら、人は大きく変われるのではないでしょうか。
「命」という字は、「人は一度叩かれる」と書きます。
本当の漢字の成り立ちは違いますが、そのようにも読めますよね、という話です。
叩かれたとき「有り難き」ことと感謝して、「ついてる、ついてる、ありがとう」と言えるようになることが、人間を磨くことかもしれません。
そう考えると、結婚相手は、お互いを磨き合うことができる「砥石」なのです。
ちなみに日本でいちばん離婚率が低いのは、遠洋漁業の船員さんだそうです。
一年の大半を海の上で過ごし、たまに帰ってきて一週間くらい仲良く暮らし、また稼ぎに海に出ていく......。
なんと理想的な距離の置き方でしょう。
この反対が、漁業との兼業農家だそうです。
朝から晩まで、顔をつき合わせて夫婦で仕事をしているので、ちょっとしたケンカでも、修復する時間がなくて、やがて口をきかなくなり、そのまま一週間一カ月が経ち、さらに関係が冷え切ってしまう......。
こういう近すぎる夫婦関係は、離婚率が高いのだそうです。
結婚生活をいつまでも幸せに過ごすためには、お互いに適度な距離を置くことです。
財布や携帯電話、メール、日記など、個人のプライバシーとして尊重すべきものは、たとえ夫婦でも勝手にのぞかないというルールを守ることです。
それは、相手を尊重し尊敬する念です。「恋愛にもってこいの異性」と、「結婚したらよい異性」は違います。
ポイントは、「相手を尊敬の念で見られるようになるかどうか」ということ。
まずは、自分が尊敬される人になれるか、人間を磨けるかが問われると言えそうです。
《夫婦はお互いを磨き合う「砥石」です。》
《人生とは「味方を増やす」ということ。 頼まれごとをして生きるのが 人間の生き方ではないでしょうか。》
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小林正観さんは「幼児性」についてこう言っています。
『もし、言いたいことがあるときは、お互いに意見を主張すればいいのですが、それは笑顔で言えばいいことであって、ケンカをする必要はないんですね。
大人になるということはケンカをしないということですから。
さらに、家庭のことで言いますと、同じ言葉を他人から言われたときに、怒らないで踏み留まることができるにもかかわらず、同じ言葉を妻から言われるとものすごく腹を立てて爆発してしまう夫がいます。
また、同じ言葉を他人から言われても怒らないけれども、夫から言われるとキレてしまう妻がいます。
それは、どういうことかと言うと、外では踏み留まる能力があるにもかかわらず、家庭では踏み留まらないということなんですね。
《踏み留まれない》のではなくて、《踏み留まらない》んです。
これを一言で言うと"幼児性"です。
実は、"幼児性の克服"のためにも結婚というものが存在します。
家庭を持って、妻に対して夫に対して、あるいは子供に対して、「私」が気に入らなくて爆発する、その「私」の"幼児性"を是正するために結婚というものがあり、家庭というものが存在します。
家庭というものは、ただ自分の思いを通すための甘える場所でも、ストレスを発散させる場所でもありません。
幼児性を削っていって大人になっていく作業の場所として、結婚があり、家庭が存在するということです。』(楽しい人生を生きる宇宙法則/講談社)
大人になるということは、幼児性を克服すること。
幼児性が強い人は、自分の思い通りにならないと、拗(す)ねたり、当たり散らしたり、怒鳴ったりする。
また、我が強く、自分の好き嫌いを押し通す。
つまり、我慢ができない。
自律していないから、セルフコントロールができないということでもある。
それは、人としてまだ未熟だということ。
そして、未熟な人は、未熟な人を選ぶ傾向がある。
自分の幼児性を削り…
自律した大人になりたい。
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