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2021年12月8日水曜日

【実は恐ろしい「人生100年時代」!"捨て犬サラリーマン"が量産される理由】
リンクしたのは「実は恐ろしい「人生100年時代」!"捨て犬サラリーマン"が量産される理由」というタイトルのDIAMONDOnlineの記事です。
この記事は書籍の紹介記事ですね。でも、興味深いテーマなので。
記事は「人生80年時代と 人生100年時代の決定的な差」として、①人生100年時代は、しっかり備えないと意外に恐ろしい、②長生きに備えるため、お金のやりくりがキツくなる、③会社の寿命が短くなり、1社で働き続けるのが難しくなる、④お金以外の資産(ビジネススキル、人間関係、健康)の重要性が増す、という4つを挙げています。
まず①人生100年時代は、しっかり備えないと意外に恐ろしい、②長生きに備えるため、お金のやりくりがキツくなるの2つはわかりやすいですね。
だって、人生80年時代は60歳定年で20年間が老後ということでしたが、人生100年時代は、65歳定年で35年間が老後ですからね。
定年後の収入が無いと仮定すれば、20年間生きる貯蓄と35年間生きる貯蓄は倍とまではいかないまでも1.75倍は必要だということになりますからね。すなわち、人生80年時代の常識で老後を生きると途中で老後破綻をする可能性があるということに鳴りますからね。
其れを避けるためには、①貯蓄を増やしておく、②収入を得続ける、③支出を減らす、という3つの方法しかないと思います。これはシビアな話ですね。
このうちの②収入を得続けるということを考えると、③会社の寿命が短くなり、1社で働き続けるのが難しくなる、④お金以外の資産(ビジネススキル、人間関係、健康)の重要性が増す、という2つの重要性が出てくるわけですね。
記事では①貯蓄を殖やしておく、については、「若者世代(1998年生まれ)は毎月約25%の貯金が必要になると、『LIFE SHIFT』では述べられています」としています。これは大変な話ですね。収入の25%を貯蓄に回しながら生きていかないといけないとなると、そうとう厳しい生活になると思いますからね。
③支出を減らすという視点でいえば、記事がいう「健康」が重要になってきますね。人生100年時代で病気になると、それだけ長い期間、医療費がかかり続けるということになりますからね。
私は、若いときから老後戦略として考えてきたことがあります。ひとつは自分自身が高齢者になっても稼げる仕事をすること。これは税理士という定年がない資格を手に入れてまず準備できました。そして、自分が高齢になってもいくらかの給料をもらい続けることができる組織を作ること。これも、税理士法人を作り、後継者を育てているので、現状、予定通りに推移しています。そして、万が一の保険としての子どもですね。もし、子どもがある程度、成功してくれると、自分がダメになったときに助けてくれるかもしれませんしね。あとは、貯蓄というか投資でどれぐらい貯められるかですね。これによって、高齢になってからの税理士としての収入をどれぐらいに設定するかということになるでしょうしね。
記事のタイトルの「捨て犬サラリーマン」という言葉の意味は記事には出てきませんでした。どういう意味なのか興味がありましたけどね。
とはいえ、おそらくは、この記事がいうような準備ができないと、サラリーマンは捨て犬のようになるということなんでしょうね。


久乗 哲様Facebookよりシェアさせて頂きました。

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