プロフィール

2014年11月6日木曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んでいただけるご縁に感謝致します。



本日の今日の言葉、

少し長いですがどうかお読み頂けたら幸いです。





☆☆☆
この頃(10歳頃)、
僕にとって忘れられない出来事があります。


ある日、友達の家に行ったらハーモニカがあって、
吹いてみたらすごく上手に演奏できたんです。


無理だと知りつつも、家に帰って
ハーモニカを買ってくれと親父にせがんでみた。


すると親父は、「いい音ならこれで出せ」と
神棚の榊(さかき)の葉を1枚取って、
それで「ふるさと」を吹いたんです。


あまりの音色のよさに
僕は思わず聞き惚れてしまった。


もちろん、親父は
吹き方など教えてはくれません。


「俺にできておまえにできないわけがない」


そう言われて学校の行き帰り、
葉っぱをむしっては
一人で草笛を練習しました。


だけど、どんなに頑張ってみても
一向に音は出ない。


諦めて数日でやめてしまいました。


これを知った親父がある日、


「おまえ悔しくないのか。
 俺は吹けるがおまえは吹けない。
 おまえは俺に負けたんだぞ」


と僕を一喝しました。
続けて、


「一念発起は誰でもする。
 実行、努力までならみんなする。
 そこでやめたらドングリの背比べで終わりなんだ。

 一歩抜きん出るには
 努力の上に辛抱という棒を立てるんだよ。
 この棒に花が咲くんだ」


と。その言葉に触発されて
僕は来る日も来る日も練習を続けました。


そうやって何とかメロディーが
奏でられるようになったんです。


草笛が吹けるようになった日、
さっそく親父の前で披露しました。


得意満面の僕を見て
親父は言いました。


「偉そうな顔するなよ。
 何か一つのことができるようになった時、
 自分一人の手柄と思うな。

 世間の皆様のお力添えと感謝しなさい。
 錐(きり)だってそうじゃないか。
 片手で錐は揉めぬ」


努力することに加えて、
人様への感謝の気持ちが生きていく上で
どれだけ大切かということを、
この時、親父に気づかせてもらったんです。


翌朝、目を覚ましたら
枕元に新聞紙に包んだ
細長いものがある。


開けて見たらハーモニカでした。


喜び勇んで親父のところに駆けつけると、


「努力の上の辛抱を立てたんだろう。
 花が咲くのは当たりめえだよ」


子ども心にこんなに嬉しい言葉はありません。
あまりに嬉しいものだから、お袋にも話したんです。


するとお袋は、


「ハーモニカは3日も前に買ってあったんだよ。
 お父ちゃんが言っていた。
 あの子はきっと草笛が吹けるようになるからってね」


僕の目から大粒の涙が流れ落ちました。


いまでもこの時の心の震えるような感動は、
色あせることなく心に鮮明に焼きついています。


桂小金治(落語家)


致知より


拳立て八十八回です。



今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。


押忍 石黒康之

2014年11月5日水曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んでいただけるご縁に感謝致します。



与えられた条件の中で、
 運命を呪わず、不平不満を言わず、
 いま自分にできる最善の努力をする
 ──運命を切りひらく鍵はそこにある。
 

 『ポケット名言集「小さな人生論」』(藤尾秀昭・著)


致知より


拳立て八十七回です。


今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。


押忍 石黒康之

極真会館創立50周年記念パーティー

全日本大会終了後の晩には、

極真会館創立50周年記念パーティーが盛大に開催されました。


素晴らしい記念パーティーに内部関係者として出席できたことを誇りに感じます。



ところで、


極真会館創立100周年時を想像すると、




わし石黒は95歳。(゜o゜;)



皆様方には笑われてしまうかもしれませんが、


真面目に、

本当に大真面目に、

極真100周年まで、

わしは生きるつもりであります。笑^^;




どんな立場でいるのかなんては、

想像すら出来ませんが、

大真面目に、

極真100周年を見届けてから、

死んでいきたいものであります。^^;



また、

それが、

極真空手創始者大山倍達総裁の末端の内弟子として、

また末席を汚した者の務めであると確信しております。





石黒康之95歳。


うぅ~~~ン(;_;)(笑)



顔晴ります!

(なにをどう顔晴るのやら...笑)



オス!(^^)/

第46回全日本空手道選手権大会

一昨日(11月3日)、

第46回全日本大会が無事に終了致しました。



一支部長(一空手指導者・一道場運営者・経営者)として、

また、

一空手家(一空手修行者)として、

大変な実り多い4日間となりました。

(大会自体は2日間でありますが、

大会前日は審判講習会、後日は全国支部長会議でありました。)



本当に刺激を受け、

ある意味、

まだ、興奮覚めやらず、

何を書いていいのやら、

頭の中が整理整頓出来ていない状態であります。笑^^;




ただ一つ言えることは、

とにかく、

「自分自身を常に俯瞰し、

常に内省、反省を繰り返し、

誠実にコツコツと全ての面に於いて、

日々努力精進して、生きていこう!」

、と改めて肚が据わった貴重な4日間でありました。



本当にお疲れ様で御座いました。


また、

本当にありがとうございました。


顔晴ります!




追伸

今回の全日本大会の模様は、

「2014年11月16日(日曜日)

24:00~25:55

BSフジ」

、にてTV放送されます。



石黒門下の皆様方におかれましては、

いや、

ご縁があり、

このわしのブログを覗いて頂いている全ての皆様におかれましては、

是非とも、

いや、

必ず御覧下さいね!(^^)/



どうかご理解ご協力の程を宜しくお願い致します。



極真空手の選手の皆さんは、

オリンピック選手やプロスポーツ選手と同じ位、

いや、それ以上に日々の努力精進を欠かしておりません。


その選手達の活躍をどうか御覧頂けたらと、


若輩者ではありますが、心の底より願うばかりであります。


どうか、どうか宜しくお願い致します。




押忍       石黒康之

2014年11月4日火曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んでいただけるご縁に感謝致します。



武士道は、我が国の「桜の花」と同じものです。

 それは日本の土壌で生まれ、
 今なお我が国の特徴を象徴している、
 固有の花に他なりません。

 決して、ひからびた標本となって保存される類いの、
 "歴史遺産"ではないのです。


 武士道は現在もなお、力強さと美しさをもって、
 私たちの中に生き続けています。

 姿や形こそ見えなくても、
「武士道」という言葉が醸し出す道徳的な芳香は、
 私たちがいまだにそれに影響を
 受けていることを思い出させます。

 武士道を生み、育んできた社会状況は、
 すでに消えて久しくなっています。

 しかし、かつて存在していた星々のきらめきが
 夜空を照らすのと同様に、
 武士道は今も私たちの頭上に光り輝いているのです。


 『武士道』(新渡戸稲造・著 夏川賀央・翻訳)


致知より


拳立て八十六回です。


今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。


押忍 石黒康之

2014年11月3日月曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んでいただけるご縁に感謝致します。



大きなことをするのではなく、人に思いやりを持つ人は神仏が大きな目で見ている

西田天香(一燈園創始者)


致知より


拳立て八十六回です。


今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。



押忍      石黒康之

2014年11月2日日曜日

全日本大会初日

先ほど、

無事に全日本大会初日全日程が終了致しました。



お疲れ様でした。



押忍!