石黒ブログを読んでいただけるご縁に感謝致します。
武士道は、我が国の「桜の花」と同じものです。
それは日本の土壌で生まれ、
今なお我が国の特徴を象徴している、
固有の花に他なりません。
決して、ひからびた標本となって保存される類いの、
"歴史遺産"ではないのです。
武士道は現在もなお、力強さと美しさをもって、
私たちの中に生き続けています。
姿や形こそ見えなくても、
「武士道」という言葉が醸し出す道徳的な芳香は、
私たちがいまだにそれに影響を
受けていることを思い出させます。
武士道を生み、育んできた社会状況は、
すでに消えて久しくなっています。
しかし、かつて存在していた星々のきらめきが
夜空を照らすのと同様に、
武士道は今も私たちの頭上に光り輝いているのです。
『武士道』(新渡戸稲造・著 夏川賀央・翻訳)
致知より
拳立て八十六回です。
今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。
押忍 石黒康之
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