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2014年11月4日火曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んでいただけるご縁に感謝致します。



武士道は、我が国の「桜の花」と同じものです。

 それは日本の土壌で生まれ、
 今なお我が国の特徴を象徴している、
 固有の花に他なりません。

 決して、ひからびた標本となって保存される類いの、
 "歴史遺産"ではないのです。


 武士道は現在もなお、力強さと美しさをもって、
 私たちの中に生き続けています。

 姿や形こそ見えなくても、
「武士道」という言葉が醸し出す道徳的な芳香は、
 私たちがいまだにそれに影響を
 受けていることを思い出させます。

 武士道を生み、育んできた社会状況は、
 すでに消えて久しくなっています。

 しかし、かつて存在していた星々のきらめきが
 夜空を照らすのと同様に、
 武士道は今も私たちの頭上に光り輝いているのです。


 『武士道』(新渡戸稲造・著 夏川賀央・翻訳)


致知より


拳立て八十六回です。


今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。


押忍 石黒康之

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