プロフィール

2011年5月16日月曜日

諸行無常

石黒ブログを読んでいただける、ご縁に感謝します。

写真は佐鳴湖浄化事業の説明看板です。


佐鳴湖は約一万年前に出来た湖です。


毎日、この湖を眺めて感じる事はわし達の子孫に綺麗なままの佐鳴湖を残さなければならない、ということです。


わしが子供の頃は泥臭く、ドブの様な臭いがしたものでした。


一万年もの歴史を僅かここ三十年位で滅茶苦茶に人間はしてしまったのです。


これは現代人のおごり高ぶりである以外なにものでもありません!


現代の人間に罰が当たってしかるべきであると思います。


まさに、「傲るな人間!」、です!


しかるに、毎日、佐鳴湖を眺めていて感じる事は、人間の一生なんて地球の歴史から見たら塵の一つにもならない!、ということです。


肉体なんてたかだか、生きて八十年なんてところです。


織田信長は「人生五十年、夢幻のごとくなり!」、と読んだではありませんか!

所詮、人間なんてそんなものです。


生まれて来た瞬間に死ぬ事が決まっているのですから!


そう考えたら、この、神様から生を受け生かされているたかだか五十年から百年の間に、何を残せるのか!、ということです。


オカルト的な霊魂などは、わしは一切信じませんし、見たこともありません!


あんな、オカルト的な霊魂や幽霊などは人間の心が作りだしている産物なのではないのでしょうか!


それを利用してお金儲けをたくらんでいる人間のなんと多い事でしょうか!


話が変な方向に行ってしまいましたが、本当の霊魂、霊性とは、その人間の思想や哲学、生きた証が後世の人間に書物などで生きる指針となり残る事ではないのでしょうか!


儒教や仏教、キリスト教といった宗教。あるいは、松下幸之助先生や本田宗一郎先生などの企業人。あるいは、我が師、大山倍達総裁などの武道家などなど。


数えたらきりがありません。


要は、その生き方、思想、哲学などかが残っている事が真の霊魂であり、魂であり、霊性であると思うのです。


ここまで考えて来ますと、肉体と精神、どちらが実体があるのか分からなくなって来ます。

一つ言える事は、


「諸行無常」、であるという事です!


この世の中の全ての物事は実体など無いということではないのでしょうか!


水、一つ見ても、気温によって、温度によって、氷にもなり、水にもなり、水蒸気にもなります。

水、一つ、実体など何もないのです。


もう一度いいます。


「諸行無常」、である、と考えれば、怒りも、憎しみも、妬みも全て馬鹿馬鹿しくなる。

と、朝から、こんなことばかり考えてしまう、わしなのでした。


さあ、子供の支度やら、女房や家族との生活、稽古、稽古指導、日常業務、読書の始まりです!


以上、週の初め月曜日に考えた事でした。


皆さん、今週も明るく楽しく元気良く頑張っていきましょう!


今日一日、皆様が無事である事を神にお祈りします。

押忍! 石黒康之

0 件のコメント:

コメントを投稿