小林正観さんの心に響く言葉より…
どんな会社に勤めていても、必ず何度かは「辞めたい」と思うものです。
そのときに、けんか別れをするのはやめたほうがいいでしょう。
けんか別れをして辞めた人は、次の会社でもけんか別れをします。
永久にけんか別れを続け、何カ所も会社を変わっていきます。
仮に、ある人が3つの会社を経てきたとします。
それらの会社の社員仲間や役員から信用され、今もつきあいが続いているとしたら、その人は「応援団」を3つ持っているのと同じことになります。
ここで、3つの「さ」を考えてみてください。
3つの「さ」とは、「ひたむきさ・誠実さ・奥深さ」です。
ひたむきで誠実な仕事ぶりであったなら、会社を辞めても、その人の評価が残る。
さらに奥深さがあったなら、あなたは「奥深い人」「魅力的な人」として、生涯ずっとつきあっていきたいと思われる存在になります。
「辞めたら、この会社には2度と来ないだろう。同僚とも上司ともつきあいが なくなるだろう」という状態なら、辞めるのを数カ月延ばし、いい関係になってから辞めるほうがいいです。
自分が勤めた会社は、すべて自分の味方にして、 敵にしないほうがいい。
ひたむきで誠実で奥深い人なら、みんな味方になるはずなのです。
辞めたいと思ったら、会社での自分は3つの「さ」を満たしているか、確認してください。
もし満たしていなければ、どこの会社に移っても同じことの繰り返し。
辞めた会社は味方にならないでしょう。
めんどうでも、辞めるのを数カ月延ばして、3つの「さ」を充実させてください。
「退社してもずっとつきあいたい人」になって、会社の人たちを味方にしてから辞めることです。
退職後も、笑顔で「こんにちは」と訪れ、「やあ」と笑顔で迎えてもらえる、 そういう退職はすてきではありませんか。
『神様を味方にする法則』マキノ出版
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人には二つのタイプがある。
ひとつは、出会う人出会う人、すべてを味方にしていってしまう人。
もうひとつは、出会う人出会う人がことごとく敵になってしまう人。
どちらの人が、人に好かれているか、魅力があるかは言うまでもない。
出会う人出会う人すべてを味方にする人は、「ひたむきさ・誠実さ・奥深さ」のある人。
「ひたむきな人」とは、一つの物事に懸命に取り組む人のこと。
一意専心(いちいせんしん)という、他に心を動かされず、ただひたすらに一つことに集中する人のこと。
「誠実さ」とは、嘘や偽りがなく、思いやりのある真正直な人のことをいう。
そして、約束を守り、責任感のある人だ。
誠実でない人が、才能や能力を持った途端、それは凶器となる。
「奥深さ」とは、本質的な深さという魅力を持っていること。
それは、「広さ」という、表面的な華やかさや、ちゃらちゃらと目立つこと、派手なことではない。
深い見識や、胆力、知力を持つことだ。
それが深さにつながる。
「退社してもずっとつきあいたい人」になるため…
「ひたむきさ・誠実さ・奥深さ」を身につけたい。
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