物(もの)本末あり。
事(こと)終始あり。
先後(せんご)する所を知れば、
則(すなわ)ち道に近し。
【訳】
修養の順序方法を
他の言葉に依(よ)って
説明したものである。
何物に就(つ)いても
本と末とがある。
何事に就いても始めと
終わりとがある。
そこで本末終始を究めんと
する者は、先(ま)ず
何を先にすべきか、
先ず何を後にすべきかと
云うことを
十分に知らなければならぬ。
其(それ)を知る事が即ち
道に近づく唯一の方法となるのである。
『孝経・大学・中庸新釈』
(塩谷温、諸橋轍次、宇野哲人・著 )
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押忍!
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