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2016年11月26日土曜日

「縁」 全ては己にちょうどよい

【良い縁を築いていくには】


松永修岳氏の心に響く言葉より…


「縁」についてもっとも大切な原則を紹介しましょう。

「縁」は、動いて作っていくものです。


まずすべきことは、「縁」を築ける場所に足を運ぶことです。

ただし、「縁」は築ければ何でもいいというわけではありません。

不要な縁を一生懸命築いたところで、それは時間の無駄遣いです。

自分の「目的」へとあなたを引っ張っていってくれる「縁」を、築いていかなければなりません。


では、こうした「良い縁」をどうやって築いていけばいいのでしょうか?

それは、あなたの目指す「方向」にかかわる人が、多く集まる場所に行けばいいのです。

人は基本的に、「自分の方向性」と合致したところに集まってきます。


例えば、健康に関心の強い人は、有機栽培の野菜や無添加の食材などを扱うスーパーに集まります。

大もうけをしたいと思う人は、お金の匂いがする場所に集まります。

芸術家は、アート色の強いスペースに集まります。


皆さんは、今まではどんな場所に対してでも、何げなく足を踏み入れてきたかもしれませんが、それぞれの場所にはそれぞれが発する「氣」があり、それに引き寄せられた人たちが集まってきているのです。

したがって、これからはどこかに足を踏み入れる場合には、その場所のもつ「氣」を理解する必要があります。

『この場所は、いったいどのような「氣」を発し、どういう人たちを引き寄せているのか』

ということがあらかじめイメージできていると、その場所にどのような人たちが集まるのかがわかってきます。


それが、あなたの目指す「方向」と合致していれば、その場所に出向くことで、会いたい人たちとの「縁」を築いていける可能性が高くなっていきます。

そのとき注意したいのが、単なる参加者になってはいけない、ということです。



「袖触れ合うも多生の縁」という言葉がありますが、「縁」そのものは、あくまでも人生の一点で接点をもてたということだけのことです。

「一生お金に困らない人」になるには、「一時的な幸運」をつかむだけでなく、それを持続させることが大切です。

「良い縁」も、一旦、それに出会えたのならば、継続させていかなければなりません。


したがって、良い縁を築いていこうと思ったら、ただ一時的に足を踏み入れるだけではなく、その場所に住むことです。

そこまで深くかかわってこそ、縁を築いていくことができます。

ただし、場所によっては、地価が高くて、家を買うにしても借りるにしても、難しいということもあります。

そのときは、その場所にオフィスのある会社で働くという方法もあります。


自分が目指す方向性に合致した場所で暮らしたり、仕事をしたりすることが重要なのです。

そこで暮らしていくことで、「良い縁」にめぐり合え、また、自分自身もそうした氣を発する人間へと変わっていけるのです。


『一生お金に困らない運の習慣』中径出版






「孟母三遷(もうぼさんせん)の教え」という言葉がある。

孟母の家族は、はじめ墓場のそばに住んでいたが、孟母が葬式のまねをばかりして遊んでいるので、次は市場の近くに引っ越した。

すると、今度は商人の駆け引きのまねばかりして遊ぶので、次は学校の近くに移り住んだ。

すると今回は、礼儀作法をまねるようになったので、この場所こそが子供の教育にふさわしいと、三回目にしてそこに定住したという。


不良ばかり集まる場所で暮らしたり、不良のグループに出入りすれば、多くの者は不良になる。

勉強好きで、起業する意欲のある人たちが集まる勉強会に参加すれば、多くの人は起業するようになる。


「人は基本的に、『自分の方向性』と合致したところに集まってくる」

良い縁を築いていきたい。



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