人の顔色は、
家の門構えのようなものです。
広く人と交わってお客さんが
どんどんやってくるようにするには、
まず門を開けて入り口を掃除し、
とにかく寄りつきを
よくすることこそ肝心でしょう。
ところが、ここで人に交わろうとして
穏和な顔をしようと思わないばかりか、
むしろニセ君子に学んで
わざと難しい表情を
浮かべたりする人がいます。
これは、ドアの入り口に
骸骨をぶら下げて、
門の前に棺桶を
おいておくようなものです。
誰がこんな家に近づく
というのでしょうか。
『学問のすすめ』
(福沢諭吉・著、奥野宣之・現代語訳)
致知出版社様メルマガよりシェアさせていただきました。
押忍!
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