(1)
志を立てるためには
人と異なることを
恐れてはならない
世俗の意見に
惑わされてもいけない
(2)
何事であっても、
人に対する思いやりや
慈しみの心を動機と
しないのであれば、
どうしてなし遂げる
ことができようか
(3)
同じではない人を
同じにしようなどとせず、
いわゆる、
その人の優れた
才能を育てることに
努めるべきである
(4)
身体が死滅しても、
その精神が
死んでいないものは、
昔の聖人や賢者らであり、
これらは永遠に朽ちる
ことのない人である。
身体は死滅していないが、
精神が死んでいるのは、
今のくだらない
人間の類であり、
生きながら
死んでいる人である
(5)
立派な人物というものは、
時間をかけてゆっくり
成長するものであって、
騒々しい状態では
本物の立派な
人物になることはない
(6)
人と交際する際には、
あるがままの心で接する
ことが大切である
(7)
恥を知らない
ということほど
恥ずかしいことはない
(8)
人の精神は目にあらわれる。
だから、人を見る時には、
目を見ることが大切
(9)
志を立てて始めたことは、
全身全霊を尽くして行い、
やめるのは
死んだ後だけである
(10)
君たち、狂いたまえ
吉田松陰先生
シェアさせていただきました。
押忍
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