(1)
「暗い」のではなく「優しい」のだ。
「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。
「失敗ばかり」ではなく「たくさんのチャレンジをしている」のだ。
(2)
子供にとっては 家族が世界のすべてなのだ。
親に愛されなければ 死ぬしかない。
だから子供たちは 全力で親に愛されようとする。
そのときとった命がけの戦略がそのまま性格形成につながっていく。
(3)
「よくできたね」とほめるのではない。
「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。
感謝される喜びを体験すれば自ら進んで貢献を繰り返すだろう。
(4)
苦しみから抜け出す方法はただひとつ。
他者を喜ばせることだ。
自分に何ができるかを考え、それを実行すればいい。
(5)
人の心理は物理学と違う。
問題の原因を指摘しても、勇気を奪うだけ。
解決法と可能性に集中すべきだ。
(6)
子供は感情でしか大人を支配できない。
大人になってからも感情を使って人を動かそうとするのは、幼稚である。
(7)
どうしたらみんなを喜ばすことが出来るかを毎日考えるようにしなさい。
そうすれば憂鬱な気持など吹き飛んでしまいます。
反対に自分のことばかり考えていたら、どんどん不幸になってしまいます。
(8)
重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。
(9)
まず無理だと思ってもやらせてみる。
失敗しても「今度は上手くできるはず」と声をかけることが大切。
(10)
楽観的でありなさい。
過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなくいま現在だけを見なさい。
(11)
できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。
今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ。
(12)
「やる気がなくなった」のではない。
「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。
「変われない」のではない。
「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。
(13)
自分だけでなく仲間の利益を大切にすること。
受け取るよりも多く相手に与えること。
それが幸福になる唯一の道だ。
(14)
自ら変わりたいと思い努力をすれば、性格は死ぬ1、2日前まで変えられる。
(15)
間違いを指摘せず、原因研究という吊し上げもせず、「こんなやり方はどうかな?」と提案する。それこそが、相手を育てる有効な方法である。
(16)
甘やかすと相手の勇気を奪ってしまう。
手助けしたり、チヤホヤしたりするのではなく、独り立ちの練習をさせなさい。
(17)
命令口調を止めて、お願い口調や私を主語にして伝えるだけで、相手に勇気を与えられるだろう。
(18)
理不尽な上司や学校の先生に無理矢理認めてもらう必要はない。市場価値の高い人になればいい。より大きな共同体で考えればいいのだ。
(19)
自分と違う意見を述べる人はあなたを批判したいのではない。違いは当然であり、だからこそ意味がある。
(20)
人の育て方に迷ったときは、自分に質問するといい。「この体験を通じて、相手は何を学ぶだろうか?」と。そうすれば、必ず答えが見つかるだろう。
アルフレッド アドラー(心理学者)
シェアさせていただきました。
押忍
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