瀧天貴氏の心に響く言葉より…
成功者は、実によい人相をしている。
人相とはすなわち表情である。
瞳が輝き、表情の美しい人のところには、自然にお金が集まってくる。
造作の美しさは思いのほか関係しない。
なぜこの人の表情は、これほどまでに人を惹きつけるのか。
魅力の源泉をたどっていくと、「内面はすべて顔に表れる」ということに思い至る。
精神が卑しい者は顔つきもおのずと卑しくなり、たとえ醜男(ぶおとこ)であっても高い目標を持って努力し続けている者は、目がらんらんと輝き胆力を感じさせる。
とりわけ40代に入ると、人相は固定してくる。
それまでの生き方や考え方が顔に刻み込まれ始めるのだ。
いつも悩んできた人はおのずとしかめっつらで暗い表情になり、明るく朗(ほが)らかに生きてきた人はふわっとした、見るだけで周囲を幸せにする顔になる。
とはいえ、諦めることはない。
何歳であっても、人相は心がけ次第で変えることができる。
どんなに苦しいことがあっても、笑うのだ。
「型」だけでかまわない。
笑うことができれば、お金が寄りつく。
また、「目に映(は)えるもの」で相は変わる。
悩み考えることもときには必要だが、悩みを見つめすぎると相が悪くなる。
お金が集まる「美しい相」になりたいなら、美しいものを見る。
自分の好きなものを見るのもよい。
恋人や家族の写真、お気に入りのマンガ、車、フィギュアなど好きなものなら何でもかまわない。
悩みでなく好きなものを追求しよう。
そうすれば、表情が変わり、仕事もお金も充実してくる。
『仕事運の法則』WAVE出版
伊藤肇氏は「人間学/PHP文庫」の中でこう語っている。
『有名な話がある。
アメリカ大統領のリンカーンに友人がある人物を推せんしたところが、いっこうにとりあげようとしない。
無視されたと思った友人が「あれほどの人材を何故、君のブレーンとしないのか」となじると、リンカーンは「あの男の面が気に入らぬ」と答えた。
一層、頭にきた友人が「大統領ともあろうものが、面構えくらいで、人物をとやかくいうのか」とつめよると、リンカーンは言下にいってのけた。
Man over forty is responsible for his face 《人間、40すぎたら、その面に責任をもて》
40をすぎたら、自分の顔は親の責任を離れて、自己のみの責任になる、というのである。
たしかに40歳にもなれば、医者は医者らしい顔になり、学者は学者らしい、商人は商人らしい、というように職業に関係した顔になってくる。
時々、新聞に悪事を働いた人間の写真が出るが、そういうのに気品のある面は一つもない。』
また、斎藤一人さんは、「運勢の強い人は、 みんなピカピカつやつやの顔を しているものです」 (変な人が書いた成功の法則)という。
人生を変えるには外見を変えるのが一番だが、外見は服装もそうだが、表情も大事。
いつも不機嫌で不景気そうな顔をしていたら、貧乏神しか寄りつかない。
反対にいつも上機嫌で、ニコニコして金回りがよさそうな顔をしていたら、福の神がやってくる。
つまり、顔がピカピカつやつやして輝いている。
「内面はすべて顔に表れる」
40過ぎたら自分の顔に責任を持て。
内面を磨き、「美しい相」をつくりたい。
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