今まで四十二年間生きてきてフと思うことがあります。(人生の先輩達に偉そうに言うなと怒られてしまうと思いますが...)
それは人間、「性善説が正しいのか?、はたまた性悪説が正しいのか?」、という事です!
自分なりに四十二年間生きてきて楽しい事や裏切り、誹謗中傷など良いことも悪い事も沢山経験してきました。(まだまだ人生の辛酸をなめていませんし艱難辛苦も足りないですが...)
その結果、人間には性善説も性悪説もどちらも兼ね備えているのではないのかと思うのです!(どちらかに振るのはある意味危険ですね!)
人間性自体が性善説の人間と性悪説の人間がいるのだと思います。
一人の人間の中、例えば、石黒康之一人の中にも性善説、性悪説の両方があるのだと思うのです!
世の中の物事は全て矛盾の中にあると思うのです。
その矛盾から決して目を反らさずに、徹底的に追求していくところに真実があるのかも知れませんね!
我が師大山倍達総裁は我々内弟子に常にこう言われました!
「君達ねぇ〜、寮にいて会館の業務や稽古、人間関係は確かに辛く厳しいかも知れない!
しかしねぇ、世の中、世間はもっともっと辛く厳しいよ!
世の中、世間は目利き千人、目眩ら千人だぞ!
目眩ら千人は相手にするな!
目の開いた、物事の道理の分かる目利き千人を常に相手にしていきなさい!
わかった〜〜〜!」
、とです!
この事(目利き千人、目眩ら千人)は論語等の四書五経の中で孔子先生が説いている、「君子と小人」にあてはまるのではないのでしょうか?
「君子と小人」、「目利き千人と目眩ら千人」、「性善説と性悪説」、こう考えると自分の身の回りに起こる裏切りや誹謗中傷など全て理解できて気が楽になりますよね!(小人、目眩ら千人、性悪説の人間は確かに存在するのです!その様な人間は相手にしないことですね!)
石黒康之は君子、目利き千人、性善説を目指していきたいと思います!
自分の中にある小人、目眩ら千人、性悪説の心に打ち克ちたいと思います!
その為には日々の稽古、稽古指導、学問、自己修養、道場運営をしっかりとこなしていかなければなりませんね!
かなかなか難しいですが君子に一歩でも近付ける様に日々努力精進していきたいと思います!
押忍! 石黒康之
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