わしの好きな文章をご紹介させていただきます。
「ある高校で夏休みに水泳大会が開かれた。
種目にクラス対抗リレーがあり、
各クラスから選ばれた代表が出場した。
その中に小児マヒで足が不自由なA子さんの姿があった。
からかい半分で選ばれたのである。
だが、A子さんはクラス代表の役を降りず、水泳大会に出場し、
懸命に自分のコースを泳いだ。
その泳ぎ方がぎこちないと、
プールサイドの生徒たちは笑い、野次った。
その時、背広姿のままプールに飛び込んだ人がいた。
校長先生である。
校長先生は懸命に泳ぐA子さんのそばで、
「頑張れ」「頑張れ」と声援を送った。
その姿にいつしか、生徒たちも粛然となった。」
藤尾秀昭著(ポケット名言集より)
わしはこの文章を読むといつも涙が出て来てしまいます。
書いている今も目に涙をためております。
皆さんはいかがお感じになったでしょうか?......
わしは、人間が真剣に生きる事の大切さを教えてくれる文章であると思うのです!
人間、偉くなんてならなくてもよいのではないのでしょうか?...........................................、正直な信用できる人間になればそれでよいのではないのでしょうか?.............................
自分に与えられた環境の中で実直に愚直に真剣に生き、
お迎えがくれば、「ハイ、さよなら」、と死んでいけばよいのではないのでしょうか?.........
押忍 石黒康之
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