本日、わしの母校である静岡県立浜松湖南高等学校へ進路講話の会の講師として出向いて参りました。
写真は浜松湖南高校の校訓である、「己れの道に徹す」、の石碑です。
さて、24年振りに我が母校に入った訳ですが、あの高校生時代のなんともいえないセツナさや青春時代の想いでが走馬灯の如く甦ってきましたね。
これからの自分がどうなっていくのだろう?、という不安な気持ちとか...、
好きな女の子にどうしてもお近づきになりたいというせつない気持ちとか(笑)...、
色々な気持ちが、鮮明に甦ってきましたね。
さて、そんなわしの気持ちなんてどうでもよいのです(笑)
今日、わしが母校の後輩達に一番伝えたかった事は.....、
「人間は必ず死ぬんだ!、死ぬんだから生きているうちに何をやらなければならないのか?、を真剣に考える事が人生に於いて一番大切な事である!」、という事なのです!
そして、その死ぬまでにやらなくてはならない事が君達の一生を通しての仕事になるのだ!、という事なのです!
いわゆる、「志をたてろ!」、という事です!
志を立てるという事は人生の暗闇の中にローソクの灯をともし、自分の進むべき道がハッキリと燈が灯されるという事でもあるのです!...................................もし、やりたいこと、好きなこと、が分からない子供達は自分に与えられた環境で自分に出来る事を一所懸命にやっていく事が一番大切なのです。
一つの道だけをただ歩くのです!(やるべき事、出来る事を、やるべき時、出来る時に、自分自身に与えられた場所でただただ黙々と色気を出さずにやるのです!)
そうしたら幸せな人生が君達を迎え入れてくれるはずです。
幸せを掴みにいって幸せになった人を、わしは見たことがありません!
幸せは、やるべき事をやりきった人間だけに天から与えられるものなのですよ!
兎に角、人間は間違いなく死ぬんです。
棺桶に入る時に、ニンマリ笑ってやりたいことはかなりやったなぁ〜〜〜!、と笑える人生を歩みたいものですね!
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さて、本日、この様に高校生達に話をした訳ですが.....、
高校を卒業したばかりのわし達に、我が師大山倍達総裁が何を伝えたかったのかが?、ある意味、手に取る様にわかりました。
総裁は我々内弟子に大会や試合に勝つ方法論や技術論などは一切教えて下さらなかったのです!(勿論、極真空手の真髄は骨の髄まで叩き込まれましたよ!)
では、何を教えて下さったのか?、と言いますと.....、
一言で言って.....、
「男の生き様」、だったのです!
人生におけるところの勝者となるべく、
「人間の生き様」、だったのです!
大山総裁の顔に泥を塗らないように日々の稽古、稽古指導、学問、道場運営、道場経営に真骨を注いでいきたいと思います!
押忍! 石黒康之
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