■修業とは矛盾に耐えることを覚えることといっていい。
■前座という修業期間には徒弟制度という矛盾に耐える稽古を積んできた者の方が、人間的な幅がつく。
ところが下手をすると、この形式に耐えてきたというだけで威張る者も出てくる。
■矛盾というか、いいたいこともいえないし、自分の意見や主張がまるでいえない状態に耐えてきた人の方が、後になって、後輩に対して思いやりがあるようになるもので、ストレートに育ってきた者より、はるかに理解力がある。
立川談志(落語家)
押忍!
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