石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。
「職業のジャンルを問わない。
仕事をすることによって報酬を得ている人は、
そのことによって、すでにプロである。
また、プロでなければならないはずである」
どんな仕事にもプロとアマの違いは存在する。
だが、昨今の状況はどうだろうか。
テレビにはまるで素人に毛の生えたようなタレントが
引っ張りだこになっている。
出版界も似たようなものかもしれない。
著者は、プロの条件を四つあげている。
1 自分で高い目標を立てられる人」
2 約束を守る
3 準備をする
4 進んで代償を支払おうという気持ちを持っている
4はむずかしいかもしれないが、こう解説されている。
「プロであるためには高い能力が不可欠である。
その高い能力を獲得するためには、
時間とお金と努力を惜しまない。
犠牲をいとわない。代償を悔いない」
これぞプロとアマを分ける決定要因である。
どれも、簡単なようでいてむずかしいが、実践するのみだ。
また、一流のプロに共通した条件は
「神は努力する者に必ず報いる、と心から信じている」
ということだ。
ここでいう神は、別に、特定の宗教の神ではない。
たとえば、神を"天"と言い換えて
「天は努力する者に〜」でもいいし、
あるいは、神とは宇宙の摂理のことだと解釈してもいいだろう。
本当に努力する者は、何者かが味方するということだ。
これから、社会に出て働き始める若者たちに
勇気を与えてくれる力強い一冊。
◎『プロの条件 〜人間力を高める5つの秘伝〜』
藤尾秀昭著(致知出版社・2010年)
致知より
拳立て三十六回です。
今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。
押忍 石黒康之
0 件のコメント:
コメントを投稿