小林正観さんの心に響く言葉より…
肯定的な人、頼まれてもあれこれ言わないで「はい、分かりました」と言ってやりそうな人は頼まれごとが多い。
私たちは、自分の力や才能を磨いていきなさい、と学校教育で教わってきましたが、まったく違う価値観が宇宙にはあるのです。
それは、頼まれごとをしやすいような顔になって生きましょう、ということです。
頼まれごとをされにくい顔というのがあります。
「辛い、悲しい、つまらない、いやだ、嫌いだ、疲れた」不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句というのをずっと言い続けている人は顔がそういう顔になります。
そして「嬉しい、楽しい、幸せ、大好き、ありがとう、ついてる」という喜びの言葉をずっと言っていると、「ありがとう」と言ったときの笑顔が板に付きます。
そのありがとうを言ったときのにっこり笑った笑顔が本当に素敵な人になると、本当に頼みやすくなって、頼まれごとがたくさんくるようになります。
頼まれやすい顔になると、それだけで生きていける。
頑張って一生懸命努力して奮励(ふんれい)努力して、自分がすごい人になりなさい、という方向ではないほうが、人間としての本質がまっとうできるみたいです。
そして自分がいかに周りの人から頼まれて使われていくか、というところに価値を切り替えてしまうと、人生が結構面白くなります。
自分が想像できないようなところに使われるので、自分の意志で駆け上がっていく人とは全然違う楽しい人生が始まります。
ここに身をゆだねるということができるとものすごく面白い人生です。
そこに身をゆだねて、いろんな出来事に流されて翻弄(ほんろう)されながら生きていくというのも、実は生まれながらのシナリオ通り。
自分で頑張っているうちはシナリオが見えてこないけれど、翻弄されて流されていくのは、ものすごく面白い。
この宇宙の仕組みを知って、使いこなしてみると、頑張っていたときには見えなかった、楽しい人生が始まることでしょう。
『喜ばれる』講談社
頼まれごとをニコニコしながら機嫌よく引き受け続けている人と、頼まれごとをことごとく断って生きてきた人には、決定的な差が出る。
それは、頼まれごとを断り続けてきた人には、たとえば定年後になって、何もやることがなくなってしまう、ということだ。
ある人は、それを「毎日がヒマで、曜日の感覚がなくなった」と言っていた。
しかし、反対に「頼まれごと」を引き受け続けてきた人は、定年後も次から次へと「頼まれごと」がやってきて、「かえって現役時代より忙しくなってしまった」と嬉しい悲鳴をあげている人は多くいる。
頼まれごとを断る人は、自分の都合ばかり考えている人だ。
「今、忙しい」「そんなヒマはない」「面倒だ」「自分のプライベートな時間を使いたくない」「そんなの興味ない」「疲れることはしない」…
つまり、自己中心的な人。
また、会社だけの人生しか考えていない人にも頼まれごとはやってこない。
会社以外の人間関係をことごとく切ってしまっているからだ。
逆に、頼まれごとを気持ちよく引き受ける人は、まわりの人を喜ばせるのが好きな人。
小林正観さんは、まわりの人を喜ばせる人は、いつか必ずそれが倍になって返ってくるという。
そして、人生はそこから開けてくる、と。
頼まれごとをされやすい顔になりたい。
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押忍
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