プロフィール

2013年12月17日火曜日

まだまだ…

以下の文章は致知出版社様から昨日頂いたメルマガの転送であります。


「逆境は神の恩寵的な試練である」

まず、この森 信三先生のお言葉を1番に思い出しました。


ワシが44年間の人生で経験した逆境、裏切り、苦境などは、

まだまだ、……

……まだまだ、なのだ、と痛感致しました。


これからの自分自身の人生を信念を曲げづに、頑張り通し、真実の生き方を追求していこうと心新たに思い直しました。



是非とも御一読の程をお勧め致します。





*****
日本人の心にスイッチを入れ、
希望溢れる未来をつくる——。


それが私の挑戦であり、政治家を志した原点です。


いま、日本は閉塞感に包まれ、
「夢が見つからない」
「将来が不安」
「自分に自信がない」
と口にする若者が数多くいます。


しかし、彼らは決して無気力なわけではありません。
心のスイッチが入っていないだけだと思います。
それを目覚めさせるには
人との出会いが大きく影響することを、
かつて私は身を以て体験しました。


私の人生に転機が訪れたのは15年前。
大学3年終了後、単身カナダへと渡ったことに起因します。
現地の語学学校に通い、
そこで多くのアジアの若者たちと出会いました。


彼らと接する中で感じたのは、
貧しさゆえに休みの日も必死に勉学に励むひたむきさと
母国への強烈なアイデンティティーでした。
ある時、食事の席でこんな質問が飛んできました。


「神谷は日本をどうしたいと思ってるんだ?」


就職し、少しでもよい生活を
することしか頭にない21歳には、
何も答えることができませんでした。
そして私が聞き返すと、堰を切ったように
自国の未来に対する考えを語り始めたのです。


その姿を見た時、私は自分の惨めさを
まざまざと痛感させられました。
もっと広い視点を持たなければいけない。


そう思い、8か月にわたって世界を放浪。
アメリカにおける差別や治安の問題、
アフリカ諸国の貧困などを目の当たりにし、
そこで初めて日本に生まれ育ったことへの
感謝の念が湧いてきたのです。


このことを周りの友人に伝えよう。
そう意気込んで帰国したものの、
「日本のあり方が……」と急に言い始めたことに
違和感を抱いたのでしょう。


「神谷は変な宗教に入ったから
 付き合わないほうがいい」と、
避けられるようになってしまいました。


いままでどおり自分のことだけ考えていれば
平穏に暮らせるかもしれない。
でも、それでは自分に嘘をつくことになる。
考えた末に出した答えは
「政治家になって教育で若者の意識を変える」
というものでした。


大学卒業後、まずは政治家になるために
必要な知識、人脈、資金を得るために
弁護士に就くことを目標に定めました。


ところが、そんな矢先に母親から
突如電話がかかってきました。
父親が経営しているスーパーが
倒産しそうだと言うのです。


急遽私は大阪から地元の福井に戻り、
店長としてスーパーの立て直しを図ることになりました。
とはいえ、経営のことなど全くの素人、
何ができるわけでもありません。


働いても働いても売り上げは下がり、
借金は膨らむ一方。
両親も精神的にまいってしまい、
ついに廃業を余儀なくされました。


しかし、その過程でいくつもの裏切りがあり、
結局廃業すらできず、
倒産に追い込まれてしまったのです。


ちょうどその頃、婚約者にも逃げられ、
自分の人生は終わった、もう死んでもいい……と
本気で考えるようになっていました。


そんな私を気遣い、
倒産処理でアドバイスを受けていた弁護士の先生が
次のような言葉を投げ掛けてくださったのです。


「神様は乗り越えられない試練は与えない。
 目の前の辛いことを乗り越えて、
 その先何か大きなことをやりなさい
 という意味が込められている。
 だから、不幸だと思わずに見込まれていると思いなさい」


  * * *


以上であります。


これから残された自分自身の人生(平均寿命80歳としたら、たったの36年しかこの世の中に居られません。)、

心して生き抜いてやろうと思います。


頑張ります。


押忍! 石黒康之

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