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2014年9月26日金曜日

女子の武士道

以下(☆印以下)は昨日、致知出版社様から頂いたメルマガの一部であります。



「武士道」



「武士道」というと、

すぐに右翼的にとらわれる方々がまだまだ多い世の中である様に思われます。

(実際問題、

ワシの道場にも国旗や武士道についての言葉などが数多くあるために、わし自身も右翼的に誤解を受ける場面が多々あります。(・・;)


何度も何度も申しますが、ワシは右翼でも左翼でもありませんし、

如何わしい宗教の類いも一切やっておりません。


ただただ、

大山総裁の、「自分の国を自分が愛さないで、誰が愛してくれるんだ!」

の教え通りに、ただ日本で生まれた日本人の、

日本国を愛する気持ちを持つ愛国者であるだけです。


強いて言えば、オリンピックやサッカーのW杯で日本国旗を掲げて応援する、あの純粋な感覚だけなのです。)




少し「武士道」について真面目に勉強、学問に取り組めば直ぐに分かります…


武士道とは神道、仏教、儒教を融合させ、

実践という行動、体験の中から作り出された、

日本国で日本人が作り出した最高の精神体系であるということを、です。

(この解釈はあくまでも高卒で薄学なワシの私見でありますのでご了承下さい。(・・;))



私めの拙い頭の解釈ではよく伝わらないと思いますが、

このメルマガでの「女子の武士道」を読まれれば、

少しでも納得して頂けるものと思われます。


是非とも御一読の程をお勧め致しますね。(^^)




☆☆☆☆☆
 発売前から予約が殺到していた
 新刊『女子の武士道』がついに発売されました。

 著者である石川先生のお祖母様の教えが詰まった本書から
 老若男女問わず生かせる
「気持ちを明るく強く持つコツ」をご紹介いたします。


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 一日一言 平成26年9月25日(木)
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 大事なのは、その頂上に続く目の前の一歩を、
 どんなふうに踏み出すか。

 できる限りの最良な一歩を踏み出すことに
 心を砕きなされ。

 その日その時々により良い一歩を重ねることが、
 いつしか高みへとおのれを導いていくのですから


 『女子の武士道』(石川真理子・著)


 * * * * *


 私は幼いころから何気ない日常の中で、
 祖母が貫いてきた日本の婦道、
 女性の武士道を教えられてきました。

 最初は意味もわからずとにかくそうするものなのだと
 受けとめていました。

 けれど、成長する過程で祖母の教えの深さに気づくようになり、
「とても祖母のようにはできない」
 と、時には投げ出したくなることさえありました。

 荷が重すぎると思わずにいられなかったのです。

 けれどそんな時に、祖母のおだやかな笑みが
 思い出されるのでした。

 私が面倒な物事を投げだそうとした時、
 祖母は静かに微笑みながら言ったものです。


「遙かな山の頂上を眺めて、
 とてもじゃないけれどこれは登れないと言ってるわけだね。

 てっぺんばっかり見て踏み出したら、
 転ぶかもしれませんよ。

 大事なのは、その頂上に続く目の前の一歩を、
 どんなふうに踏み出すか。

 できる限りの最良な一歩を踏み出すことに
 心を砕きなされ。

 その日その時々により良い一歩を重ねることが、
 いつしか高みへとおのれを導いていくのですから」


 そう語りながら、祖母は郷里の山々を
 思い浮かべていたのかもしれません。

 実家に預けた幼い長女に会いに行くため
 何キロも歩いた若かりし頃を語ったのです。


「よほど雪が降らぬ限りは裸足に草履履きで
 10キロほど歩いたのは、
 私も若かったからできたことではありますが、
 それでもやはり遠い道のりでした。

 そのとき常に思ったことは、
 いつになったら到着するかではなく、
 とにかく歩き続けていれば娘に会えるということでしたよ。

 早く早くと急く気持ちを抑えての。

 今とちがって舗装もしておらぬ道ゆえ
 うっかり怪我をすることもある。

 怪我でもすれば娘に会うのがそれだけ遅れる。
 だから一歩一歩が大事になる。

 人としても道を守りながら生きることも、
 これと同じことでないかえ」


 遙か彼方の最終地点を思っておののいてしまうのは、
 私の悪い癖でした。

 どの方向に向かっていけばいいのか
 目標を見据えたあとは、
 とにかく目の前の一歩をひたすら大切にするばかりなのでしょう。

 武士道に則って生きることに疲れたとき、
 自分には無理だとあきらめたくなったとき、
「目の前の一歩」ということを思い出すことは、
 気持ちを明るく強く持つコツのように思います。


 『女子の武士道』(石川真理子・著

☆☆☆☆☆

以上であります。


押忍 石黒康之

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