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2018年12月19日水曜日

幼児教育

『幼児教育の効率性 』

◇ フィギュアスケートの紀平梨花選手の活躍が目覚ましい。
  シニアデビューでのGPファイナル制覇は浅田真央さん以来の快挙だ。
  紀平選手の最大の武器は、安定感のあるトリプルアクセルだが、
  軽々と跳べるのは驚異の身体能力の持ち主だからだそうだ。
  その素晴らしい能力の秘密は、幼児の時からの教育にあるようだ。
  幼児教育で身に着けた体幹が、難しい技への安定感の基礎となり、
  紀平選手の場合、それが才能開花につながったのは確かだろう。
  幼児教育は、最も効率的な子供への投資だと言われている。
  大学受験の時よりも幼児教育への投資の方が、確実性はあるようだ。

◇ ノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のヘックマン教授の研究では、
  幼児教育に投資する方が投資効率は良い、いう結論になるそうだ。
  幼児教育に投資をすれば、犯罪率や大学の中退率は統計上低いという。
  しかも投資効率が高いのは、国語・算数など成績を測る認知能力よりも、
  自制心や人間としての特徴である非認知能力の開発への投資のようだ。
  公益社団法人才能教育研究会が普及推進しているスズキ・メソードは、
  楽譜を見なくても楽曲が演奏できるまで、繰り返し練習を続けさせる。
  それを乗り越える力が具わることで、根気よく努力できる大人に育つ。
  幼児期に持続力を育てることで、非認知能力を身につけることができる。
  これは、大人になってからも、試練を乗り越える力の源泉となりえる。
  この源泉を得ることこそ、効率性の高い幼児教育の本当の価値といえよう。

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鳥飼重和先生メルマガよりシェアさせて頂きました。


押忍

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