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2015年4月1日水曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。

いつもありがとうございます。



宮本武蔵の『五輪書』は
 剣の道の極意を説いたものだという。
 米を作る人には米作りの極意がある。
 棋士には将棋に勝つための極意があるのだろう。


 同様に人生にも極意とは言わずとも、
 人生をより良く、
 より豊かに生きる秘訣というものがあるのではないか。


 ホイッティアという詩人にこんな詩がある、
 と聞いたことがある。


〈学窓を終えた二人の少女が前途の希望を語り合って、
 一人は女王になりたいと言い、
 一人は広い世界を見たいと言った。


 数年を経て再会したとき、
 その一人は貧しい人の妻になったが、
 愛する夫は王様、楽しき家族は民、
 愛のつとめが私の掟で、
 一家の女王になることができたと言った。


 もう一人は母の病気のために
 愛と義務から病室にいるばかりで、
 そこから広い世界を見ることはなかったが、
 ここに私の本当の世界があると言って、
 二人で手を取り合って感動した〉



 これもまた一つの人生の秘訣である。


『人生の大則』藤尾秀昭 著


致知より


拳立て九十四回です。



今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。


押忍 石黒康之

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