石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。
いつもありがとうございます。
宮本武蔵の『五輪書』は
剣の道の極意を説いたものだという。
米を作る人には米作りの極意がある。
棋士には将棋に勝つための極意があるのだろう。
同様に人生にも極意とは言わずとも、
人生をより良く、
より豊かに生きる秘訣というものがあるのではないか。
ホイッティアという詩人にこんな詩がある、
と聞いたことがある。
〈学窓を終えた二人の少女が前途の希望を語り合って、
一人は女王になりたいと言い、
一人は広い世界を見たいと言った。
数年を経て再会したとき、
その一人は貧しい人の妻になったが、
愛する夫は王様、楽しき家族は民、
愛のつとめが私の掟で、
一家の女王になることができたと言った。
もう一人は母の病気のために
愛と義務から病室にいるばかりで、
そこから広い世界を見ることはなかったが、
ここに私の本当の世界があると言って、
二人で手を取り合って感動した〉
これもまた一つの人生の秘訣である。
『人生の大則』藤尾秀昭 著
致知より
拳立て九十四回です。
今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。
押忍 石黒康之
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