石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。
いつもありがとうございます。
松下幸之助さんはよくおっしゃっていたそうです。
「自分の会社が大成功をしたのは、
三つの運のよさがあったおかげだった」と。
「一つ目は、自分の家が貧乏だったおかげ。
だから働くことがとっても楽しかった。
もし金持ちの家に生まれていたら、
働くことは辛いこと、面倒なことで、
苦痛だったかもしれない。
でも、貧乏人の子だったおかげで、
働くことも金儲けも、楽しくて仕方がなかった。
そして二つ目は、自分が病弱だったおかげ。
だから助けてくれる仲間たちがたくさんでき、
社員も一人ひとりが懸命に主体性を発揮して働いてくれた。
もし丈夫な身体だったら、
きっとガンガン何もかもひとりでやって、
小さな店の店主で一生を終えていただろう。
最後に三つ目は、自分に学歴がなかったおかげ。
だから奇妙なプライドなど持たずに、
人の言葉に素直に耳を傾けることができたし、
いろんなことに興味や関心を
抱きつづけることができたんだ」と。
そう、不思議なほどどれも「おかげ」などとは
言えないような項目ばかりです。
でも、幸之助さんはそのすべてを「運がよかった」と
「ラッキーだった」と捉えていらっしゃるのです。
運がいいということも、幸せということも、
外側に何らかの条件が整うことが必要なわけではないのです。
ただただ必要なのは、わたしの向き合い方、
捉え方次第だということでしょうか。
『二宮金次郎に学ぶ生き方』(中桐万里子・著)
致知より
拳立て七回です。
今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。
押忍 石黒康之
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