プロフィール

2015年4月14日火曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。

いつもありがとうございます。




松下幸之助さんはよくおっしゃっていたそうです。

「自分の会社が大成功をしたのは、
 三つの運のよさがあったおかげだった」と。

「一つ目は、自分の家が貧乏だったおかげ。
 だから働くことがとっても楽しかった。

 もし金持ちの家に生まれていたら、
 働くことは辛いこと、面倒なことで、
 苦痛だったかもしれない。

 でも、貧乏人の子だったおかげで、
 働くことも金儲けも、楽しくて仕方がなかった。

 そして二つ目は、自分が病弱だったおかげ。
 だから助けてくれる仲間たちがたくさんでき、
 社員も一人ひとりが懸命に主体性を発揮して働いてくれた。

 もし丈夫な身体だったら、
 きっとガンガン何もかもひとりでやって、
 小さな店の店主で一生を終えていただろう。

 最後に三つ目は、自分に学歴がなかったおかげ。
 だから奇妙なプライドなど持たずに、
 人の言葉に素直に耳を傾けることができたし、
 いろんなことに興味や関心を
 抱きつづけることができたんだ」と。


 そう、不思議なほどどれも「おかげ」などとは
 言えないような項目ばかりです。

 でも、幸之助さんはそのすべてを「運がよかった」と
「ラッキーだった」と捉えていらっしゃるのです。

 運がいいということも、幸せということも、
 外側に何らかの条件が整うことが必要なわけではないのです。

 ただただ必要なのは、わたしの向き合い方、
 捉え方次第だということでしょうか。



  『二宮金次郎に学ぶ生き方』(中桐万里子・著)


致知より



拳立て七回です。



今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。



押忍 石黒康之

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