プロフィール

2016年10月5日水曜日

できないんじゃない、やらないんです

 
 
「99%だめ あと1%あるやん」
 
 
 
− 辰吉丈一郎 −
 
 
 
この辰吉さんの名言は、1997年に無敗の世界王者、シリモンコン選手への挑戦が決まった時の言葉です。
 
 
このとき、辰吉選手は網膜剥離というアクシデントに見舞われ、何とか復帰したものの世界戦で3連敗中、JBCからも引退勧告が掛かっていたという状況でした。
 
 
もう辰吉は終わったと、誰もが思っていた時期です。そうして決まった次の挑戦相手は、無敗街道を突き進む、辰吉選手よりも7歳も若い怪物王者、前評判では辰吉選手が圧倒的不利、絶対に勝てないだろうと言われていました。
 
 
そう、「99%勝てない」と。メディアをはじめ、ボクシングファン、ボクシングにまったく興味のない人たちまで、そう言っていたことを昨日のことのように覚えています。
 
 
その声に対し辰吉選手は、こう言い返しました。「あと1%あるやん」と...
 
 
 
そして辰吉選手は、奇跡の復活劇でもって、その言葉を実践して見せました。7Rko勝利、途中、何度か追い詰められながらも、2度のダウンを奪い、最後はレフェリーストップに仕留めた、見事な勝利でした。
 
 
 
シリモンコン選手は、この後スーパーフェザー級に転向し、5年後、世界王者に返り咲きます。辰吉戦以降は、2003年に行われた2度目の世界王座防衛戦で陥落するまで、実に6年間無敗であり続けた、本物の強豪でした。
 
 
彼に土を着けたのは、辰吉選手と、彼から王座を奪ったメキシコのチャベス選手のみです。
 
 
こういう選手を相手に迎えて、ああいう啖呵を切って、本当に勝っちゃうところが、辰吉の辰吉たる所以ですよね〜
 
 
彼よりボクサーとしての資質が高い人はこれからも出てくると思いますが、彼ほど沢山の人たちを魅了するボクサーは世界広しといえどもそういませんよね。
 
 
Facebookページよりシェアさせて頂きました。


押忍!

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