プロフィール

2017年4月13日木曜日

安岡先生

「人間たることにおいて、
何が最も大切であるか。
 これをなくしたら人間では無くなる、
というものは何か。

 これはやっぱり徳だ、徳性だ。

 徳性さえあれば、
 才智・芸能はいらない。

 否、いらないのじゃない、
 徳性さえあれば、
 それらしき才智・芸能は必ずできる」

 ——「人間の本質と属性」より


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「活動して腹が減れば、
 食欲が出るのと同じで、
 多忙になると、却って求道心が
 旺盛になり、頭が働くものです。
 多忙、大いによろしい」

 ——「忙しくてはだめか」より

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「人間はどんなことが起こっても、
 自由自在に対応できる、
 そういう適応力を
 不断に養わなければいけない。 

 それには絶えず
 自力を養成しなければならぬ。
 他の力に頼っていてはだめです」
 
  ——「危険な錯覚」より


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「どんな忙人にでも、
 寸陰というものはある。
 ちょっとした時間というものは
 必ずある。
 そのちょっとした時間を
 つかむのです。

 これに熟練すれば、
 案外時間というものはあるものです。
 昔から一藝一能に精進した人々は、
 みな体験しておることです」

  ——「寸陰を惜しむ」より


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「現代人の一般的缺陥(けっかん)は、
 あまりに雑書を読み、
 雑学になって、
 愛読書、座右の書、
 私淑する人などを持たない。
 一様に雑駁(ざっぱく)・
 横着になっている。

 自由だ、民主だということを
 誤解して、己をもって足れりとして、
 人に心から学ぼうとしない。
 これは大成するのに、
 もっとも禁物であります」

  ——「愛読書・座右書」より



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 安岡正篤・青年人間学のバイブル

 『青年の大成』

  安岡正篤・著


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押忍!

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