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2017年4月29日土曜日

積極的に逃げる

【挑発に対して冷静に立ち向かう】


ジョン・トッド氏の心に響く言葉より…


仲間の間でけっして感情をむき出しにしないこと。

たとえ意地悪をされたり怒らされたりしても、そこで興奮してはならない。

どんなに大声で怒りを爆発させたくとも、完全に冷静を保ちなさい。


「冷たい刃ほど切れる」のだから、必ず論争に勝てるはずである。

挑発に対して冷静に立ち向かう人のほうが、必ず仲間の支持や尊敬を集める。


「すぐカッとなって喧嘩腰になるような人間は、放っておけばいい。

そういう人間の喧嘩相手はすぐに見つかる。

彼以上に強い者があらわれて、あなたよりうまくやっつけてくれる。

口論好きな人間は、一生決闘をし続けなければならない」


論争は通常、自分の意見を強く押し出し、勝利をめざして争われるものであり、仲間の間で行われるべきものではない。

どちらか傷つかなくてはすまない。

議論がそこまで昂じたら、すぐにやめるべきである。


考えや意見を対話によって交換し合えるということほど、人間に与えられたすばらしい贈り物はないのだ。

これは永遠の慰めでもあり、たいへん役に立つ道具でもある。

また、同様に、口はわざわいのもとともなりえる。

良くも悪くもなり得る道具である。

したがって、われわれの責任は重大である。


言葉ににじみ出る感情は、多かれ少なかれ他の人に影響を与える。

それが正しい影響なら結構だが、そうでなければとんでもないことになる。

この贈り物の使い方には重大な責任が負わされていることを、一日でも忘れてはならない。


『自分を鍛える!』(渡部昇一訳)三笠書房





意図しているか意図していないかに関わらず、相手を怒らせようとする人がいる。

あるいは、議論をふっかけてくる人もいる。

それに対して、たいていの人は同じ土俵に乗ってしまい、感情的に熱くなったり、怒ってしまったりもする。


だが、よそから見ていてカッコイイ人は、常に冷静な人だ。

どんなに相手が感情的になろうと、喧嘩腰であろうと、それに対して感情を高ぶらせることなく落ち着いて対応する。

笑顔で、ユーモアをもって対することができたら最高にカッコイイ。

口角泡を飛ばして戦い、議論に勝ったところで、何らかのしこりは残り、逆にうらみを買ったりもするからだ。


同じ土俵に乗るのは、とても損だ。

血で血を洗う戦いになる。

同じ土俵に乗らなければ、戦わなくてすむ方法はいくつもある。


挑発に対して冷静に立ち向かいたい。





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押忍!

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