まごころの ひとつ心の
こころより よろづの事は
なり出(いで)にけむ
(すべてのことは自分の心から
生まれ出てくるものだ)
──山岡鉄舟
【解説】
心というのは面白いものだ。
自分の心なのになかなか
思うとおりにならない。
人の一生も、ふっと心に
思い浮かんだことから今に至る。
そう考えると、我々の心次第で
自分の人生はどうにでも
変えていくことができるわけだ。
ところが、人はしばしば自分が
何かに束縛されていると考える。
だから自分の思うように
いかないのだ、と。
しかし、すべてが心で
成り立っているのだから
自分を縛っているのは
自分にほかならない。
だからこそ大切なのは、
自分の心をしっかり見極めていく
ことなのである。
◆幕末の志士・山岡鉄舟の金言
『活学新書 山岡鉄舟修養訓』
(平井正修・著)より
致知出版社様メルマガよりシェアさせていただきました。
押忍!
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