プロフィール

2017年4月11日火曜日

人を喜ばせる以上のたのしみはこの世の中に「ない」

斎藤一人さんの心に響く言葉より…


「自分の人生、つまんないな」「オレって、ついてないな」といってた人でも、人を喜ばす人生を歩きだすと、展開がすごい違ってきちゃう。

人生が急に輝きだす、っていうのかな。


たとえば、前に、若い男の子で「自分と仲よくしてくれる人がどこにもいないし、世の中、つまんない」っていう人がいたんです。

ところが、人を喜ばすことをやりはじめたら、会社やなんかで、仲よくしてくれる人が出て来て、毎日「楽しい、楽しい」っていいだしたの、その子。

しばらくしたら、仲のいい人と一緒にサークルに出かけるようにもなって、そこでも人に喜ばれてて「自分は幸せだ」って。

もっと驚いたのは、最近やけに顔がイキイキ輝いて、カッコよくなってきたから「なんか、いいことあったのかい?」って聞いたら、「サークルで知り合いになった女性に告白されて、今、つきあっているんです」って。


その子のことを見てて、私、思うんだけど。

よくね、定年退職だとかで、ずぅーっと家にいて、テレビを見て一日すごしてるような人に、周りが「こいいうサークルがあるから、行ってみれば」とかっていうんだけど。

サークルに出かけたとしても、結局、行かなくなっちゃうと思うんです。

だって、出かけていっても、そこで、自分がなにをしていいのかがわからない。

そうすると、そこもやっぱり、楽しくないんだよ。

だから、そういうサークルに行く前に、ふだんの生活のなかで、なにか一つ、人を喜ばせることをしてみると、いいかもわかんない。


それで、人を喜ばすって、みんなが思っているほど、難しいことじゃないんだ。

たとえば、女性に「いつも、キレイだね~」って、いってあげたっていいし。

外で食事をしたとき、お店の人に「おいしかったよ」というのもいい。

友だちやなんかと会ったら、「あなたと会えて、うれしいよ」とか。

会社に行ったら、上司や社長に「この会社で働けて、私はついてます。感謝してます」とか。


そういう言葉をいっても喜ばせることができるし、字を書いても喜ばせられる。

なおかつ、それをやっている自分自身が、スゴく楽しいんだよね。

だから、「人を喜ばせるんだ」ってことを、自分の趣味かなんかにしちゃうと、いいかもわかんない。


私自身は、人を喜ばせる以上の楽しみは「ない」と確信しているんです。

実際に自分がやってみての感想だよ。

神がくれた、本当の楽しみ。

だと、私は思ってます。


『斎藤一人 愛される人生』KKロングセラーズ








「人を喜ばせる人生」の反対は、「人を悲しませる人生」又は「人をがっかりさせる人生」。

行くところ行くところで、人を悲しませたり、がっかりさせる人がいたとしたら、いつか誰からもお呼びがかからなくなる。

ところが、行くところ行くところで、人を喜ばせてきた人は、あっちこっちから引っ張りだこの人気者となる。


お釈迦さまの教えに「無財の七施」というものがある。

お金がなくてもできる七つのほどこしだ。


一、眼施(がんせ)

優しいまなざしで人に接すること。


二、和顔施(わがんせ)

おだやかな笑顔で人に対すること。


三、言辞施(ごんじせ)

やさしい言葉で人に接すること。


四、身施(しんせ)

人のいやがる仕事など、自分の体でできることで奉仕すること。


五、心施(しんせ)

人に心を配ること。ともに喜び、ともに悲しんであげること。


六、床座施(しょうざせ)

席を譲(ゆず)ること。


七、房舎施(ぼうしゃせ)

自分の家を提供すること。


人を喜ばす人生でありたい。




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