石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。
本日の今日の言葉、少し長いですが是非とも御一読の程をお勧め致します。
☆☆☆
遺伝子研究で世界をリードする第一人者、
筑波大学名誉教授の村上和雄さん。
「私たち人間の身体は、
約60兆個の細胞からできている。
そして、人間が持っている遺伝情報は、
1ページ1000文字で1000ページある
大百科事典3200冊にも匹敵する。
その中の眠っている0・5%の遺伝子を
目覚めさせれば、人生が変わる」
50年以上にわたって遺伝子研究を続けてきた
村上和雄さんはこう語ります。
では、どのようにして
遺伝子のスイッチをオンにするのでしょうか——。
┌───────今日の注目の人─────────┐
「遺伝子のスイッチをオンにするには」
村上和雄(筑波大学名誉教授)
※『スイッチ・オンの生き方』より
└───────────────────────┘
一個の細胞の中の遺伝子は、
目覚めていて機能する部分と、
眠っていて機能しない部分があります。
けれど、眠っている遺伝子が
永久的に眠っているかといえばそうではないし、
目覚めて機能している遺伝子が
死ぬまで働き続けるかというと
そうでもありません。
遺伝子の機能は、電灯のスイッチのように、
つけたり消したりできるのです。
では、眠っている遺伝子と
目覚めて働いている遺伝子は
どう違うのか。
一言でいえば、目を覚ましている遺伝子は、
タンパク質やタンパク質をもとにした
酵素をつくることができますが、
眠っている遺伝子にはそれができないということです。
遺伝子がタンパク質や酵素を
「つくる・つくらない」ということを、
私は遺伝子のスイッチの「オン・オフ」と
表現しているのです。
眠っている遺伝子のスイッチをオンにすることができれば、
私たちが「こうあってほしい」と望むようなことは、
ほぼ100%可能といってもいいと思います。
それどころか、頭で考えて
「こんなことはダメだろう」と
思うようなことも可能にする能力を、
私たちの遺伝子は持っていると考えられます。
科学的に見た可能性の限界など、
まったく意味がありません。
人間の想像をはるかに超えた情報が、
遺伝子には書き込まれているのです。
人間という存在を遺伝子レベルで見れば、
学校の成績が良かろうが悪かろうが、
身体が強かろうが弱かろうが、
99・5%以上は誰でも同じです。
能力に差があるとすれば、
遺伝子を眠らせているか、
目覚めさせているかの違いだけです。
その違いは、心のありようや
環境などによって生じます。
人との出会いや環境の変化などによって、
眠れる遺伝子のスイッチがオンになるとき、
人は生きながらにして
生まれ変わることができるのです。
人間の可能性を妨げる要因として、
アメリカの心理学者A・H・マズローは
次の6項目を挙げています。
1.いたずらに安定を求める気持ち
2.辛いことを避けようとする態度
3.現状維持の気持ち
4.勇気の欠如
5.本能的欲求の抑制
6.成長への意欲の欠如
これはそのまま遺伝子の目覚めを
妨げる要因と考えていいでしょう。
伸びる人とは眠れる遺伝子を
呼び起こすことがうまく、
それが下手な人は能力や才能を持ちながらも
伸びきれない人です。
具体的にどんなタイプが
伸びるタイプなのかといえば、
次のような条件が挙げられます。
☆☆☆
以上であります。
拳立て五回です。
今日一日、皆様が無事である事を神にお祈り致します。
押忍!
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