いつもありがとうございます。
本日、二つ目の今日の言葉です。
宜しくお願い致します。
「賢は賢なりに、愚は愚なりに
一つのことを何十年と継続していけば、
必ずものになるものだ。
別に偉い人になる必要はないではないか。
社会のどこにあっても、その立場立場において
なくてはならぬ人になる。
その仕事を通じて、世のため、人のために貢献する。
そういう生き方を考えなければならない」
私は、この言葉は安岡先生が
すべての人に託したメッセージだと思っています。
そういう生き方を一人ひとりがしていく、
それが真の活学だと思います。
要するに、その場その場になくてはならぬ人になる
ということが一隅を照らすということです。
一隅を照らすというのは、
なにも自分の周りを照らすんじゃないんですね。
自分自身を照らすことなのです。
これはよく社員に言うことですが、
皆さんは自分の体を自分のものだと思っているでしょう。
でも、自分の体の中に自分のものなんか一個もありませんよ。
人間の体を分析したら、その辺のコンクリートと同じ成分が出てくる。
全部与えられたものなのです。
天地から与えられたこの命、この体、この心、全部借り物。
だから、時間がきたら返さなければいけない。
天地から借りている、この自分という場をまず照らさないと、
周りなんか照らせない。
だから、一隅を照らすというのは、
まず自分自身を照らすことなんですね。
(講演:藤尾秀昭)
致知より
押忍 石黒康之
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