『孟母三遷』ということわざがありますが、
これも『縁』の大切さを教えている話です。
孟子の母が最初に住んだのは、墓地の隣りでした。
子供は葬式のまねごとをします。
よくないと引っ越した先は市場の隣り。
子供は商人のまねごとをします。
これもよくないと次に住んだのが、学校の隣り。
子供は勉学に励むようになりました。
そこで、孟母は学校の隣りに腰を落ち着けました。
のちに孟子は中国を代表する大学者となった、という話ですが、
教育環境を選ぶことが大事だという教訓です。
ワンコイン勉強法はよく聞くようになりました。
スターバックスなんかに行って
グランデサイズのワンコインの値段がかかるドリンクを頼んで、
そこで勉強するという勉強法です。
自宅だとつい手を伸ばすところに
漫画だのゲームだの誘惑がたくさんあり、
寝っ転がれるベッドもあるので
どうにも勉強がはかどらない。
カフェなら人の目もありますし、
ワンコイン分の元を取らなきゃ、と覚悟も決まるとあって、
集中できるのです。
努力を続けることができる人は
"根気がある人"というよりも
"そういう環境にある人"といえましょう。
怠惰なのは"根性が足りない"のではなく、
"環境設定の工夫が足りない"のです。
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押忍!
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