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2015年10月25日日曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。

いつもありがとうございます。


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遠慮とは、遠きを慮ることである。"遠き"には2つの意味がある。時間的な遠い将来と空間的な広がりである。
 
よき人間関係を保つにも遠慮は必要で、そのために我々の祖先は礼という規範をつくった。時空間の遠きに思いを馳せ、人に対しては言動を控え目にする。それができる人を大人という。

子供は遠慮を知らない。礼を弁えない。つまり、遠慮を知らず礼を弁えない人は、肉体的には大人であっても精神的には幼児性の域を脱していない人、ということになる。心したいことである。
 
いま・ここ・自分の都合だけでなく、遠い将来に思いを馳せ、彼方此方を慮る。そういう父祖の営みがあることによって、私たちはこの時代の繁栄を生きていることを知らなければならない。

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致知より



拳立て三回です。




今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。



押忍 石黒康之

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